メガネをかける位置と見え方。

メガネは通常黒目(角膜頂点)から12mm離れた目の前で視力矯正を行います。もちろん眼科でメガネの処方を受ける際に使うテスト用のフレームも眼前12mmに置かれます。そして、この地点にメガネが置かれたときに、どのくらい見えたかということが矯正視力として記録されます。

メガネところで、数年前につくったメガネで遠くが見えにくくなってきた→でも、そのメガネを目に近づけたらちょっと良く見えるようになった!といった事を経験された方はいらっしゃるでしょうか。

例えば、メガネの度数がー5.00D(5ジオプター)の場合。通常の眼前12mmでの矯正効果はー4.72D、10mmの位置まで近づけたときはー4.76Dと、少し度が強くなった状態になります。メガネのレンズがどの位置にあるかによって矯正力に差が生じてきます。

もし、メガネを近づけて見えやすくなった!!ということでしたら、視力が低下していると考えられますので、眼科を受診の上、目に合ったメガネを作り直すきっかけにしてください。ちなみに老眼鏡の場合は逆で、目からメガネを離した位置にすると見やすくなります。

眼球打撲

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転んで眼を打ってしまったり、スポーツなどでボールが眼に当たってしまったりなど、「眼をぶつける」という怪我は誰にでも起こってしまう可能性があるものです。

眼球は骨に守られていて、眼球自体もとても頑丈な組織です。眼球打撲は眼球自体に障害を受けるというよりも、眼球のまわりの組織が深刻なダメージを受けることが多いという特徴があるため、注意が必要です。
眼球打撲は主な症状として、充血、痛み、腫れ、かすみ、視力低下、物が二重に見えるなどがあります。
例えばまぶたが腫れているために見えにくくなっているなどの場合は、腫れが引くとともに視力も回復します。
しかし角膜にひどい傷がついてしまっていたり、内部で出血が起きていたりなどの場合は適切な治療が必要になります。
眼底出血や網膜剥離が起きていた場合、そのまま放置しておくのは大変危険です。

眼をぶつけてしまってから痛みなどの症状が強い場合は、すぐに眼科を受診しよう!という気持ちになると思いますが、見た目の症状がそんなにひどくなくても、すぐに治療が必要なこともあります。
放置していて手遅れに…ということがないように、眼をぶつけてしまったらすぐに眼科を受診してください。

ケアセットでの販売品は、必ず専用の付属品を使いましょう!

ソフトコンタクトレンズ用の洗浄保存液を購入すると、専用の消毒剤や保存ケースがセットで封入されています。こういった製品は、必ずセット専用の付属品を使うことが必須です。

ファーストケアEX中でも、過酸化水素システムやヨードを使用した洗浄保存液はその中和剤や液の溶解量までさまざま計算されて作られています。そのため、ちょっと他のもので代用を・・。なんて軽い気持ちで使ってしまうと痛い目に合うことになります。

実際にあった例では、AセットのA消毒液とBセットのB中和剤を混ぜて使ったら使用中のレンズが変色したということもあります。レンズが変色したところが不幸中の幸いで、おかしいと思い目に入れず大惨事になるところまでは至りませんでしたが、大変危険なことです。

AOセプトクリアケア他にも、付属でないすすぎ液を使用後、洗浄・消毒を行ったら泡が吹きケースから液もれが起こった!など、予期せぬ事態が起こります。

ごく稀に気温や湿度などの関係で、うまく消毒システムが作動しなかったという事例もあるようですが、ほとんどの場合が使う側の間違いによって目に関わるトラブルが発生しています。

取り扱い説明書をよく読み、セットで販売されているケアシステムについては必ず専用品を使うようにしましょう。

えらボトックス注射vs.小顔注射(BNLS)

注射器お顔のえらに部分注射するボトックスと、BNLS注射ではどちらが効果的なのか迷われる方が多くいらっしゃいます。

前者の場合は、筋肉よるハリによってお顔が大きく見えるような場合に有効的です。奥歯をぐっと噛んでみたときにえらのあたりが膨らむようになればボトックスをご選択ください。物を噛み砕く力が強い方に見られる傾向です。しかし、やりすぎはたるみに影響を及ぼしますので、ほどほど

そうでない場合は後者です。小顔注射(BNLS)はお顔の脂肪溶解注射です。脂肪がお顔の周りについて、大きく見えてしまっている時はこちらをご選択ください。

効果的な方法を選択しないと、何度も注射を打っているのに効果がイマイチ・・なんて事にもなりかねませんのでご注意を。ご自身で判別しにくい時は、院長の無料カウンセリングをご活用くださいね!

もっとも見たい距離はどこ?

computer_businessman40歳を過ぎると「老眼」の始まりを感じられる方が多くいらっしゃいます。コンタクトレンズのメニコン社が2013年に行った調査では、ほとんどの場合、新聞や雑誌・書類、携帯電話やパソコンを見ているときに見えにくさを感じるということでした。

さらに、”いちばん見たい距離”というのもこれらの手元~中間距離の見やすさを求める方が9割に達し、圧倒的に日常生活では遠くより近くの見え方を重視される方が多いことがわかりました。働きざがりの40~50歳ともなれば携帯やパソコンなどは必須ですからね。現在の日本では大草原で暮らすような遠方視力は、あまり必要とされていないもの事実です。

見え方の質を考えると、「老眼鏡」を使用するのが一番クリアに見えるようです。しかし、見たいその1点しか見えないので、ちょっと壁側のカレンダーを見たりとか、オフィス内を見回したりするには不便となります。遠近両用メガネが合うようであれば、そちらを選択するほうが見える範囲の広さは確保できそうです。また、メガネの外見に抵抗がある・・・という方もいらっしゃいますので、そういった場合は遠近両用のコンタクトレンズを使用するという方法もあります。しかし、コンタクトレンズにした場合は単に度数だけではなくレンズのフィット状態や、乾燥の具合にもよって見え方に変化がでます。40歳を超えると涙の質も低下しますし、分泌量も減少しますので、この点にも注意が必要です。

メガネ、コンタクトレンズともに遠近両用の製品は改良を重ねて新商品が増えてきていますので、より目に合う製品を試しながら見つけていくことがやはり必要になります。

Pureシリーズに含まれる「アルギン酸」って何?

2weekPure酸素透過率こそはシリコーンハイドロゲル素材には敵いませんが、「国産」で尚且つ「うるおい」をウリにシード社のコンタクトレンズ「Pure」シリーズを愛用する方も多くいらっしゃいます。

一般的にソフトコンタクトレンズは、50%を境に高含水レンズと低含水レンズに分類されます。どちらが乾きにくいレンズなの?といえば、低含水レンズの方が乾燥感への耐性は高いものになります。

しかし「Pure」シリーズの含水率は58%。数値だけで見ると乾燥しやすい高含水レンズに分類されますが、ここで一工夫されたのがPureシリーズの特長です。

海藻,昆布,アルギン酸天然の「アルギン酸」を使用し、保湿力に差をつけています。アルギン酸は天然の保湿成分で、食品にも若布や昆布等の海藻類にも含まれていいます。レンズを手にとると、少しヌルっとする感じがするのはこの成分のためです。

さらに「両性イオン素材」を採用しているので、水分を引き寄せてレンズ表面の水分を蒸発させにくくさせているのです。

同社のFineシリーズともまた一味違った製品です。どうも目にしっくりとするコンタクトレンズがないか?とお考えなら、試してみてはいかがでしょうか。

皮膚の老化とイボ。

目が老化すると白内障が出てくるように、皮膚も老化すると「イボ」ができてきます。脂漏性角化症(しろうせかくかしょう)と呼ばれます。

EspritP_L30代ごろから首やデコルテを中心に白っぽい感じのブツブツが出現し始めます。その後は皮膚の老化や紫外線による影響などで年々増加していきます。顔を洗ったり、化粧水などをつける際にザラザラするような感触が大変気になるのです。

ほとんどの場合は老化現象によるものなので放置されがちですが、美容上なんとかしたい場合は炭酸ガスレーザーで取り除くことができます。数が多ければ多いほど時間と費用がかかりますので、数個見つけたあたりから治療を開始するほうが良いと思われます。

当院ではイボの直径1mmにつき、¥2,000+税が目安の料金です。実際に当院でのレーザーで治療が可能かどうか、また費用はどのくらいになるかは院長の無料カウンセリングをご活用ください。

イボの治療・カウンセリングともに予約不要です。

まぶたの裏側に入ったまつ毛、取るべき?!

まつ毛の生え替わりも、肌のターンオーバー同様に1か月くらいの周期で生え替わります。自然と抜け落ちた、まつ毛がよく目の中に入ってしまう方っていらっしゃいませんか?

抜けたまつ毛が黒目の上にある場合はゴロゴロして異物感が残ります。涙が出て一緒に流れ出てくると思いますが、まつ毛が自然に目の奥に入ってしまった・・。取れそうもない!という事もよくあります。どうしたら良いでしょうか??

眼球断面図基本的にはまぶたの裏に入ってしまった場合は「放置」で問題ないといわれています。放っておけば知らないうちに、瞬きをしたり、あくびをした時にでるような涙と一緒に外に出されます。

まぶたの裏は袋小路になっているので、目の裏にまつ毛が入り込んで悪さをするような事はありません。

 

そういえば、あの時にまつ毛はどこにいったんだ!?と思った頃には、自然に外に出てしまっているはずです。眼球を傷つけてまで無理矢理に取る必要はなさそうです。

ワンデーアキュビューモイスト乱視用は、遠視度数もあります☆

遠視でさらに乱視もある・・・!という方に、ワンデーアキュビューモイスト乱視用が合うかもしれません。

モイスト乱視ワンデーアキュビュー

もともと遠視の方は眼球が小さいので、目のカーブもきつめになっている方が多いのです。そのため、ワンデーアキュビューモイスト乱視用の持っている規格「ベースカーブ8.5」というものは大変重宝されます。

度数も+0.25~+4.00まで。乱視用度数も最大値-1.75まで入れることができます。軸度も180と90が製造されていて、幅広く対応が出来るようになっています。中程度の乱視であれば矯正が可能です。

素材もとても柔らかいので、乱視用レンズ特有のゴツゴツした感じが少ないと思われます。但し、実際のフィット状態や使い心地については個人差が出ます。先生の処方の下、ご使用ください。

糖尿病と眼の合併症

糖尿病の患者数は年々増加傾向にあり、国内の患者数は約950万人で、予備軍を含めると約2,050万人と言われています。
しかし、糖尿病の患者さんのうち治療を受けている人は約65%だそうで、自分が糖尿病であることに気付いていない人、気付いていても放置している人がとても多いことがわかります。
糖尿病は合併症が怖い病気で、そのうちの一つに眼の合併症があります。
糖 尿病網膜症は自覚症状がないまま進行するため、ある日突然見えなくなった、目の前が真っ暗になった、などの症状で眼科を受診すると、その時にはかなり進行し てしまっていることが多く、最悪の場合失明してしまう恐れもあります。糖尿病網膜症によって失明まではしないまでも、社会生活に支障が出るために障害 者認定を受けている方は視覚障害者の約6分の1を占めています。
しかし、糖尿病と診断されても必ずすぐに網膜症になるわけではありません。定期的に眼科での検診を受けていれば糖尿病網膜症の発症リスクを抑えることができます。
早期に発見、治療することができれば、ほとんどの場合失明することはないと言われています。
もしも糖尿病と診断されたら、大切な眼を守るために必ず定期的に眼科での検査、診察を受けるようにしてください。