誤解されがちなワンデーコンタクトの意味。

使い捨てコンタクトレンズと一般的に呼ばれているコンタクトレンズの中で、【ワンデータイプ】と呼ばれているものがあります。

ソフトコンタクトレンズインターネット等での販売でコンタクトレンズが大変安易に購入できるようになったのと同時に、正しい使い方を知らないまま使用して眼障害を引き起こすということも無くなることがありません。

コンタクトレンズにおける「ワンデータイプ・1日使い捨て」の解釈ですが、これは「1回の使いきりで捨てる」という意味なのです。単純に「ワンデー」といえば、1日使えるという意味で解釈はできますが、1日の途中でも目から外したらそのまま捨てなくてはならないという補足部分が上手く伝わっていないのです。

例えば、
*朝の出社前にコンタクトレンズをつける→夜に帰宅、コンタクトレンズを外して捨てる。

というこのパターンであれば問題ありません。着けた後に一度も外すことをしていませんよね。

しかし、
*朝の出社前にコンタクトレンズをつける→昼休みに目が乾いたから、1度外す。保存液等でちょっとすすいでもう1度同じレンズを着ける→夜に帰宅、コンタクトレンズを外して捨てる。

これは誤った使い方になります。
外した瞬間に捨てますので、昼休みに着けていたコンタクトレンズを外したのであれば、それは捨てます。再度午後の仕事に戻るときには、新しいコンタクトレンズを着ける必要があります。

もうお気づきかと思いますが、ワンデータイプのコンタクトレンズは1日1枚の消耗ではないのです。1日のうちに2枚・3枚と複数枚を使用することも十分あり得るのです。

コンタクトレンズをもう何年も使用されている方からも、誤った使い方されているお話をよく耳にします。是非、使用方法を再確認してみてください。