料理中などに油が目に入ると、突然の激しい痛みで驚いてしまいます。放置すると視力低下など後遺症が残る可能性もあるため、正しい応急処置が大切です。
1. まずは目を冷やしましょう
水道水で直接流すのではなく、保冷剤や氷をタオルで包んでまぶたの上から数分冷やします。直接当てすぎると凍傷の危険があるため注意してください。
2. 目が開けられる場合は状態をチェック
- 黒目(角膜)に白っぽい濁りがないか
- 充血の程度はどうか
- まぶたに火傷がないか(油が当たるとまぶたも損傷することがあります)
3. 見え方の左右差を確認
片目ずつ手で隠して、左右で見え方に差があるか確認しましょう。もし片目だけぼやける、視界がかすむなどの変化がある場合は注意が必要です。
4. できるだけ早く眼科を受診
目を開けられないほど痛い場合、黒目に火傷をしている可能性が高いです。眼科では目に麻酔をして詳しく診察します。痛みが軽くなってもそのまま放置せず必ず受診しましょう。後遺症を防ぐためには早期対応が重要です。
まとめ
- まずは冷やす
- 見え方・黒目の濁りを確認
- 痛みが強い、視力に差がある場合はすぐ眼科へ
目のトラブルは自己判断せず、必ず専門医の診察を受けてください。
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