たるみ改善サーマクールCPTのメリットとデメリット。

美容業界で、切らずにたるみ改善を実現したサーマクールCPT。高周波という熱を皮膚組織に与えることにより症状を改善していきます。施術内容についてご質問の多い、メリットとデメリットについてご説明します。

美肌両手で頬を包む女性画像【サーマクールCPTのメリット】
*切らずにリフトアップできる
*皮膚の内部組織に働きかけるので、お顔全体に効果をもたらします。
*毛穴の引き締め効果、小顔効果も期待できます。
*効果が2週間程度以降から現れ始めるので、美容整形したということが周囲に気づかれにくいのです。
*個人差はありますが、ダウンタイムがほどんどありません。

【サーマクールCPTのデメリット】
*即効性に欠けます。今日施術して、明日リフトアップしている訳ではありません。
*糸などをいれたりする物理的な施術と比較すると、効果の満足度はやや劣ります。
*熱を与えますので、施術後に赤みが出たりする方もいます。

その他、持病があったりされる場合は施術ができない場合もあります。ご自身の要望に適した施術かどうかもよく検討されることをお勧めします。また、事前のカウンセリングは院長が責任をもって行っています。カウンセリングのみは無料ですので、お気軽にご相談ください。

度は、弱すぎても強すぎてもダメ。

とある宅配業社さんの段ボールに、「お届けは早すぎても遅すぎてもダメ」と書かれているのを見ました。

眼科的にも似たようなことがあって、メガネやコンタクトレンズの度数の話を患者さんとすると「度を上げたくない」とか、「もっと見えるように強くしたい」という要望を伺うことがあります。

目の疲れしかし、どちらもやり過ぎはダメなのです。

度が弱くなりすぎてピンボケしすぎた視界というのは、目にも脳にもよくないのです。人間は見えない状態だと何があるのかを認識(見よう)とするので、反って眼精疲労の原因にもなりますし不便です。また、年配の方の場合は脳に視覚的情報が伝わらず認知症にもなりやすいといわれています。反対に強すぎても、ピント調節力を多量に必要として疲れますし、気分が悪くなってしまうこともあります。

度は弱すぎても、強すぎてもダメ。偏りすぎずに程々にしておくのが無難な選択なのです。

はやり目には潜伏期間があります。

感染症の増える季節になりました。眼科における感染症では「はやり目」が広く知られていると思いますが、症状が出るまでに1週間程度の潜伏期間があります。

はやり目はやり目の原因はアデノウィルスという”ウィルス”が原因となっています。ウィルス性の場合、感染力が非常に強くまた、症状も重症です。しかし、このウィルスに感染してもすぐに炎症が起こるわけではありません。実際に目の調子が悪くて・・と、はやり目の検査をしても、結果が「陰性」とでる場合もあります。そして、数日後に発症すして、はやり目の確定診断が出ることも少なくありません。

そのため、はやり目とその時点では確定されなくても家族や周囲の方への感染防止を考えて食器、タオル、洗濯物などは別にして、お風呂も家族の最後に利用するようにします。また、手で触れた部分に関してはこまめにアルコール消毒を行うことも大切です。

初めてのコンタクトレンズ、眼科の所要時間はどのくらいかかる?

コンタクトレンズを試してみたい。どのくらい診察や検査に時間がかかるだろう?というお問い合わせをよくいただきます。

コンタクトレンズを外す診察や視力検査、コンタクトレンズの種類などの相談も含めて大体40分程度+αが目安です。プラスαというのは、ご自身での装着脱練習時間とお考えください。この装着練習の時間は本当に各個人によっての差が大きくなります。本当に早い方だと、目に着けられました。外せました。と、ほんの数分でできてしまう方もいらっしゃる一方で、目に触れられずに着脱が一人でできず苦戦、また明日練習にいらしてくださいとなる場合もあります。

この後、何時から予定がある!とか、急がないと・・、と思えば思うほど焦ってしまって上手くできないという方もいらっしゃいました。出来る限りゆっくり落ち着いて装着脱の練習ができる時間と心のゆとりを持ってご来院いただくほうが無難です。

また、受付時間ギリギリに来院されますと、診療終了時間までに装着脱練習が終了しなかった場合はそこで中断となり、後日に再来院していただき練習の再開となりますので、時間には余裕をもっていらしてくださいね!

最近、電車の広告で見かけるマイデイ。

A子、通勤には電車を利用していますが、最近はクーパービジョン社の新製品マイデイの広告を見かけるようになりました。

マイデイこんな感じのポスターが壁に貼ってあります。

今年3月の発売と同時に、当院でも処方を開始した製品の1つです。酸素透過率の高さを誇るシリコーンハイドロゲル素材。紫外線カット効果もついている、ワンデータイプのコンタクトレンズです。

広告のキャッチのとおり、シリコーンハイドロゲル素材なのにホントに「やわらかい」のが特長なのです。この素材の製品ってほんとに固い感じで、いままでのHEMA素材のレンズと比べると全く違う手触りと着け心地でした。ですが、マイデイはそれを払拭するかのようなやわらかさがあります。酸素透過率は惜しいけど、着け心地になれなくてHEMA素材のレンズに戻されてしまった方はお試ししてみる価値が大いにあると思われます。

ただし、日本人の平均的な眼球カーブよりレンズカーブがきつめに出来ているので、目のフィット状態もあわせて眼科で確認しましょう。

学校健診のプリント記入、当院では無料です。

お子さんの学校健診のプリント、視力検査の結果がA~D判定までで記入されています。B判定以下の方は、眼科での再検査を受けて結果を学校に提出することになっています。

眼科健診眼科での再検査の結果は眼科側が記入しも、保護者様が記入しても良いそうですが専門的な眼科用語などが並んでいるプリントもあるようで、結構お電話にてどのように書けばよいかを問い合わせいただきます。

「持ってきていただければ、無料で記入していますよ」と、一言お声掛したとき、プリントを持参されなかった理由は別の眼科を受診したときに記入をお願いしたら、「文書料金」をとられてしまった事があるとの返答が!

確かに文書料といえば文書料かもしれませんが、船橋市ではお子さんの通院費の自己負担金も子ども医療券で300円。それ以上に文書料の方が高値だったというお話を伺ったときにはちょっと驚きました。そういったご経験があると、お医者さんで何か記入してもらったらお金がかかると思ってしまいますよね・・。

当院では学校プリントに記入に関しての文書料なるものは無料ですぐにお書きしていますので、遠慮なさらずにご提示ください。

ワンデーアイレリアルトーリック、ガイドマークを合わせていますか?

ワンデーアイレリアルトーリック

いわずと知られた国内初の乱視用サークルレンズです。当院にも処方希望の方が多く来院されています。さらにこのレンズはUVカットをプラスし、

ワンデーアイレリアルUVトーリック

にバージョンアップされています。こういったレンズを希望される方は美容意識も強いので、紫外線カット効果は大歓迎されている様子です。

そして、このレンズを使用するにあたって是非とも装着時に見ていただきたいものがあります。

それは乱視用レンズに必ず存在する「ガイドマーク」です。ソフトにて乱視矯正をする場合、レンズに様々なデザインを施すのですが、その1つにダブルスラブオフ製法があります。これはレンズの上下の部分を薄くして、上下まぶたで挟み込むようにレンズを安定させる方法です。

ただ、肉眼でどこがダブルスラブオフになっているかなんて見つけることは困難。そこで、目印となるガイドマークをつけているのです。ガイドマークを所定の左右の位置にして装着するとしっかりとまぶたに挟み込まれるようにレンズをのせることができるという訳です。
ワンデーアイレリアルUVトーリックしかし、サークルレンズなのでそのガイドのマークが色部分に埋もれて何とも見えにくい・・・。若い方なら大丈夫なのかと思いきや、見えにくいのでひとまず着けて見えなかったら1/4回転させるというお話も・・・。

何とかならないものなのでしょうか?!

【医療承認番号】22400BZX00422000
株式会社アイレ

視野検査は、現状の視野がどのくらいかを知るほうが大事。

暗い部屋で1点を見つめ、視界に光が見えたときに手に持っているブザーを押し、見えたことを知らせる「視野検査」なるものがあります。

視野計オクトパス900主に緑内障など視野欠損をともなう病気の方がこの検査を受けられますが、大切なのはご自身の視野がどのくらい欠けて、どのくらい残っているかを知ることにあり、結果が良い悪いを比べることではありません。

検査中に目線をキョロキョロ動かしたり、見えてもいない光を見えたとボタンを押したりして、良好な結果を出そうとしても信憑性のない結果となってしまいます。ある程度そういったブザーの押しミスはこちらでも判るようにはなっていますが、あまりにも失敗回数が多いと検査を何度もやり直しすることにもなりますので、患者さんのご負担にもなります。

また、検査中でも少し中断休憩をしたり検査のスピードをゆっくり目にしたりすることは可能です。そういった要望があれば眼科スタッフに是非ともお申し出ください。言い難い・・と思っていらっしゃる患者さんもおられるかもしれませんが、測定者としてもどのくらいのペースがやりやすいか等を言ってもらえるほうが大変助かるのです。

正確な検査結果が得られれば、その後の先生の治療計画も立てやすくなりますから、結果的には視野を確保していく有効な手段になるわけです。

歩行者も夕暮れ時の見え方には注意!

昨日、車の運転手の見え方が夕暮れ時は見えにくい状況であるとお話しましたが、歩行者側の見え方もやはり同じです。

夕暮れ2車に乗っていても、歩いていても同じ人間の目です。歩行者側の見え方も暗さに慣れるまでには時間がかかります。

歩行者側にも道路横断時の違反が多いのがこの夕暮れ時なのです。特にこの時間帯は年配の歩行者に違反が多く見られる傾向があり、理由としては「車との距離感がうまく認識されない」「自分の歩くスピードの認識のズレ」が生じているといわれています。(あたりが真っ暗で夜の時間帯であれば違反率に年齢差はないようです。)

年齢とともにロドプシンの量も再合成のスピードも遅くなります。ロドプシンの量が少なければ、光の認知度が低下し暗く見えます。そのため、夕方くらいの薄暗いと表現されるような時間帯では高齢の方にとっては、夜と同じ。若い方にとっては昼間と変わらないという捉えられ方になります。

夕方といえど、実は真っ暗なときと同じような見え方になっているのに気がついていない年配の方と、まだ周辺はライトなしでも運転に支障がないと考える若者のドライバーとの見え方の認識の差がこの時間帯の事故率が高い原因なのではないかとも言われています。

歩行者側から見ても、夕方でまた薄暗い程度でも車のヘッドライトが点灯しているほうが認識されやすいのは確かですから、ドライバーは早めの点灯を。歩行者も余裕をもって道路を横断することなど、お互いが注意することがとても大切ですね。

夕暮れ時に多い交通事故は、目が暗さに慣れるまでに時間がかかる事が原因の1つ。

人間の目は、眩しいと瞳孔が小さくなり暗いと広がるという仕組みがあります。これは比較的早く、数秒くらいで行われます。暗い所から明るい所に行くと、一瞬「眩しいっ」と思いますが、すぐに慣れます。

夕暮れでは明るい所から暗い所へ行った場合、瞳孔はすぐに広がりますが中々目が慣れてきません。実は暗い所では、光を取り込もうとする入り口の瞳孔の大きさを調節しただけでは見えるようにはならないのです。

目の奥、網膜には光を認識する「桿体細胞」が存在します。桿体細胞には、光を感知するタンパク質からなるロドプシンという成分があります。これを増やすことにより人間の目はわずかな光も感知できるようになります。暗順応(あんじゅんのう)と呼ばれる仕組みです。このロドプシンの合成には30、40分程度かかるため、暗い所で目が慣れるまでには時間がかかります。

ところで、交通事故はとくに夕方が多いと言われている原因に「目が暗さに慣れる事に時間がかかる」という点が挙げられます。

時間帯的にも帰宅ラッシュ、一日の疲れ、といった要素もありますが、薄暗くなってくると人間の目の見え方にも変化がでます。暗がりで物を認識するまでにはロドプシンの再合成がなされるまでは、「見えにくい」状態で車を運転してしまっています。
運転者は早めのライト点灯、スピードを落としてより注意深くなる必要があるのです。