OCT導入!眼底のより精密な検査が可能になりました。
「人間ドックなどで眼底を詳しく検査してきてください」と言われた場合、まぶしい光を当てながら眼科医が目の中を覗く「眼底検査」を受けると思います。この眼底検査は、網膜の表面の部分を見ていて、眼底がどのような状態であるかというのは先生にしか見えませんでした。
しかし、OCTにより網膜の断面を見ることができ、さらには受診いただいている患者様本人にもご自身の眼底部分がどういった状態になっているのか撮影した画像を実際に見ていただくことができます。
OCTの機械にも様々ありますが、3マイクロメートルという業界最高の高解像度(深さ方向)を備えた機械を導入しましたので、網膜の状態を高画質で撮影することができ、高い精度で病巣を見ることが可能です。
失明原因として眼科で恐れられている緑内障や黄斑変性症などをより早期に発見することができ、治療経過状況の把握に大変役立ちます。
検査は検査台にお顔をのせたまま、画面に出てくる一点を見てるだけで終了します。今、自覚症状なしという方でも、40歳を超えたら年に1度は眼底の精密検査は必要と言われていますので、受けたことがない!!とい方は、1度先生の検査を受けることをお勧めします。
さくら眼科では予約不要、ご都合のよろしいときに来院いただければどなたでも当日すぐにOCT検査を受けられますよ。
春に多い心因性視力障害
今日から4月です。新しい職場や学校、クラス替えなどで環境が今までと大きく変わる方も多いのではないでしょうか。環境が変わると、自分自身でも気が付かないうちにストレスを溜め込んだりしてしまうことがあります。
子供の場合、親子関係・学校の人間関係などが心因性視力障害を起こす原因として考えられています。また、メガネなどを掛けたいという強い願望から視力不良に陥るということもあります。原因となっている事態を取り除くことができれば、視力は自然と回復します。
心因性なのか病的異常が影響しているのか、判断はやはり慎重に行われます。春の健康診断で視力異常の疑いが出るようでしたら、早めに眼科を受診なさってください。
ちなみにこれは子供にかぎった事ではありません。大人でも起こることです。ドイツのジャーマンウイングス機の墜落事故が連日のように報道されていますが、この当事者である副操縦士も視力の悪化を訴えていたと報じられています。眼科を受診し、医師からは過度の仕事のストレスによる「心因性視力障害」と言われていたようです。適度な息抜きは必要なのですね・・。
涙のクオリティ。
人間の目には涙がのっています。涙があることによって、視力を保ち目をさまざまな外敵から守る等、多大なる役割を担っています。
しかし残念なことに涙の質も年齢とともにそれが低下していきます。
●涙の分泌量の低下
涙の分泌量も加齢とともに減少します。これは涙腺の機能低下によって起こり、目が乾きやすくなります。そのため、通常なら涙で洗い流される量のゴミでも角膜に付着してしまい、障害を起こしやすくなります。
●加齢により涙の排泄機能(ポンプ作用)の低下
涙の管も細く詰まりやすくなるため、分泌量が低下しても逆に涙があふれ出てしまうという、相反する減少が起こることがあります。
●涙に含まれる栄養成分の低下
涙の質が低下するので、乾燥感が強くなったりショボショボしたりといった症状が起こりやすくなります。
涙そのものを若返らせることはできないので、対症療法・起こっている症状を緩和させるためにお薬を使うということになります。
放置したままにすると、目の表面が無防備になり傷が付きやすくなったりしますので、早めに眼科を受診するようにしましょう。
作成したメガネはどうですか?
さくら眼科でメガネ処方をするときは、通常の視力検査に加えてメガネの掛け合わせテストなどを必ず行います。せっかく作っても、掛けていられないメガネになっては意味がありません。処方するメガネが使用していけるかどうか、実際にメガネを掛けてもらって試してもらっています。
ただ、眼科側ができるのは度数などを決めて指示(処方箋)を出すまでが仕事です。実際に眼鏡処方箋を持ってメガネ屋さんに行っていただくのですが、実際に出来上がったメガネはいかがでしょうか?
良心的なメガネ屋さんであれば、出来上がったメガネを掛けて見え方は問題ないか。掛けた時の違和感はないか?くらいのテストは受け渡しのときに行ってくれるはずです。しかし、こういった確認すらせずに販売をして、異常を訴えて再来院される患者さんが近年増えた気がします。いらした患者さんの”度数”や”視機能”の異常を再検査することはできるのですが、メガネそのものに不具合があるという場合はどうしようもありません。多い不具合は、「処方箋の指示通りの度が入れられていない」「光学中心部がズレている」「フィット具合が悪くてきちんとメガネが耳と鼻で固定されていない」ということが挙げられます。
眼科内で試したときは大丈夫だったのに、実際にメガネを作ったら不調・・・などという場合は無理をして使用することは避けてください。また、出来上がったメガネで快適な視力が得られているかも確認をしていますので、1度お持ちください。
カフェインとドライアイ
網膜剥離(もうまくはくり)って、怖い病気なんです。
・・・なんか急に影が見えて邪魔。
・・・視界に何か見える。
・・・見え方に違和感がある。
などなど、さまざまな表現の方法はありますが診察を受けていただくと一発で原因がわかる場合があります。
眼科医から「網膜剥離です、すぐにでも手術が必要です!」と言われてもあまりピンとこないようで、「あ、そうなんですか?!」って、第一声は結構ライトな返答をいただくこともしばしば・・。補足をするように、「入院の準備が必要です」「早く処置をしないと失明するかもしれません」と続けていくと、ようやく目が見えなくなってしまうかもしれない!!という危機感が沸いてくるようです。
普通に通院してきたのに急にどうなっちゃったの?!って思うかもしれませんが、なにより網膜が剥がれ落ち始めると急激なスピードで視界を失っていくことになります。今はまだ違和感程度だから、来週なら仕事の都合がつくかも・・!なんて、悠長なことを言っていたら本当に失明してしまうかもしれません。早期の処置がともかく視力を維持させることにつながります。
余談ですが、昨年末ごろ某有名政治家の先生が網膜剥離で緊急入院しているのが報道されていました。さらにその後再発で再入院とも・・。目は是非とも大切にして、休養してもらえると良いですね・・。
視力は6歳でほぼ出来あがります。
3月になりました。卒業や入学、新学期への準備と忙しい季節です。そんな新しい環境が来月から待っているお子さんの目についてはいかがでしょうか。きちんと物が見えていないと、集中力を欠いてしまったり、学校の授業についていけないなんてことにもなりかねません。春休みなどを利用して、視力チェックを是非してみてください。
ところで、人間の視力はほぼ6歳で大人と変わらないくらいまでに発達するといわれています。
見え方としては、
生まれて1ヶ月くらいでは光がわかるというくらい
↓
生後2ヶ月程度で目の前に動く物がとらえられる
↓
生後4ヶ月程度で、視力0.02くらい
↓
生後6ヶ月程度で、視力0.06くらい
↓
1歳の誕生日のころで、視力0.2くらい
↓
2歳の誕生日のころで、視力0.5くらい
↓
満6歳になるころ、視力1.0くらいが見えるようになり、大人と変わらない位の視力に発達。また、9歳くらいまでにかけて、物を立体的に捉えられるような視機能が発達していきます。この時期にちょうど目の成長を妨げる”何か”が起こると、視力も発達せずに弱視状態となってしまいます。(※弱視とはメガネなどで視力を矯正しても、0.2程度までしか視力が出ない状態です)
見えていない状態に早く気が付けば、視力が回復する確率は高くなります。3歳児検診や就学時検診をうまく活用して、視機能がきちんと発達できるように見守ってあげてください。異常を感じたら、すぐに眼科を受診してくださいね!
花粉症で目がかゆい時。
ここ10年程度で船橋の花粉飛散量は約2.5倍に増えたということを耳にしました。風の強い日は特に気をつけないといけないですよね。
花粉症はアレルゲンが体内に入ることによって、防衛機能が過剰に反応してしまうことによって起こります。最近では日本人は3人に1人が花粉症であるとまでいわれています。あらかじめアレルギー薬を投与しておくと、症状を和らげることができますので早めに対策をとっておくほうが良いでしょう。
では、アレルギー症状がすでに出て、目がかゆくて仕方ないときはどのように対処したらよいでしょうか。
目をこすったり、水道水で洗ったりせずに冷たいタオルで目を押さえると少し楽になります。洗眼をする場合は、水道水ではなく人工涙液などの点眼剤を使用するようにします。水道水などで目の表面の油膜をどんどん落としてしまうと、防護膜を自ら剥がしてしまうことになりますので気をつけましょう。また、とくに症状が酷いときはステロイド薬を一時的に使用することで症状を和らげますが、継続的に使い続けること避けるようにします。
ハードコンタクトレンズを落とした時。
ハードコンタクトレンズを外すとき、あるいは洗浄をするときなど、ユーザーの方なら落としてしまったご経験があると思います。こういったとき、どのように拾っていますか?皆様多種多様の方法で拾っているのではないでしょうか。
定期検査を受けにいらっしゃる患者さんのハードコンタクトレンズをチェックしていると、”こすり傷”というのがどうしても職業柄気になってしまいます。多少の傷が入るのは当たり前なのですが、明らかに何かにこすった傷というのを発見することが多々あります。 比較的、レンズの内側(黒目に接触する面)に傷がつくと、目に入れたときに違和感や痛みを感じてレンズに異常があることに気がつきやすいのですが、外側のほうだと自覚症状が出にくいのです。レンズに傷が入ると、その隙間に汚れが入りこんで目に炎症を起こさせる原因にもなります。
ハードコンタクトレンズを落としてしまったときは、指を濡らしてレンズを吸い付けるようにして拾うようにしましょう。床や机などに擦らないように十分注意しましょう。取りにくいなら、スポイトを使用すると簡単です。



