メガネよりも、コンタクトレンズが良いケース。

眼科でコンタクトレンズを作るとき、よく言われるのが

「装着時間は短めに!!」

「手入れはしっかり!!」

「必要最低限で使用して!!」

・・・など、規制が多い印象があると思います。
そして、必ず「メガネ」を多用するように通常ですと言われます。

もちろん、眼科側からすると、大切な目に傷がついたり負担をかからなくさせるようにという考えのもと、お話をしているのですが、
メガネよりコンタクトレンズのほうがベターという患者さんもいらっしゃいます。
(もちろん、上記は守って使用してほしいのですが。)

 

たとえば
「強度の乱視あり!!」

「左右の視力が極端に違う!!」

「角膜が飛び出てきた!!」

などなど・・、コンタクトレンズで矯正するほうがメガネより視力がでやすく
かつ、患者さんにとって ” 楽 ” という状態を作れる場合があります。

強度の乱視の場合、メガネで矯正しようとすると物が歪んで見えてしまい
吐き気がしてくる、しんどい、、、、など耐えられない症状がでやすくなります。

 

また、左右の視力が極端に違うと、メガネを掛けて両目で物を見るのがツライという
患者さんの訴えが起こりやすいのです。
片目ずつ隠しながら見れば(←そんなメガネ、生活上不便ですね・・)快適なのですが、
どうしても両目で見たときに、視野は正面方向だけではありませんから、
違和感が生じる方が多いです。
慣れる方もいれば、やはり無理という方もいますので、しっかり掛け試しをするほうが良いでしょう。

角膜は飛び出る!というのは、原因不明で起こる病気で、これも視力に大きな影響を及ぼし、
突出を抑えていく上でも、ハードタイプのものが推奨されます。

いつも眼科医から邪険?!にされがちなコンタクトレンズですが、用法を正しく使えば快適に物を見ることができますし、メガネより長けた部分も沢山あるのです。

花粉症予防にヨーグルト

最近、花粉症予防にヨーグルトが効果的と話題になっていますね。
毎年花粉症がひどい人にとっては嬉しい話です。
ヨーグルトは花粉症だけでなく、美肌効果や、便秘、アトピー、ピロリ菌、
インフルエンザ予防などにも効果的と言われる、なんとも頼もしい食べ物です。
ヨーグルトと言えば乳酸菌ですね!!
この乳酸菌が腸の働きをよくし、免疫力を高めることによってさまざまな効果が
得られるそうです。
乳酸菌は人によって合う合わないがあるそうなので、色々試して
自分にあった乳酸菌をさがしましょう^^

今、注目されている乳酸菌を少しご紹介します。
選ぶときの参考にしてみてください。

『フェカリス菌』
花粉症予防(数ある乳酸菌の中でも特に有効性があると言われています。)
全身の免疫力を高める。

『LG21乳酸菌』
花粉症の症状暖和
ピロリ菌の減少

『KW乳酸菌』
花粉症の症状暖和
アトピーの症状暖和

『ビフィズス菌BB536』
花粉症の症状暖和
大腸がん予防

種類だけでなく食べ方も大切です。
体質改善には時間がかかるので、すぐに効果がでなくても毎日食べ続けることが大切
個人差はありますが、花粉症の症状軽減には1ヶ月から半年ほどで効果がでるそうです。
また、砂糖をかけると免疫力低下を防ぐためのビタミンBなど減少してしまうそうです。
食べる時は、はちみつなどを利用するとよいそうです。
食後すぐに食べると、食前や食間に食べるより、乳酸菌が生きて腸にとどきやすくなるそうです。
ぜひ試してみて下さい。

老化は身体のどこから始まりますか?!

人間、誰でも老いがきます。ところで人間の身体で、一番早く老化現象が起こるのはどの部分だと思いますか?

個人差などもあると思いますが、一般的には【目】が最初に老いるのだそうです。

しかも、人間の目の老化は10代から始まるとも言われています。

 

目の老化現象というと、『老眼』や『白内障』が広く知られていると思います。

目には”水晶体”がありますが、加齢とともに弾力が無くなり、白く曇り、これを支える筋肉も衰えます。これらが老眼や白内障の原因なのです。

例えば、老眼はピントを合わせる力が衰えることで近くの物が見えにくくなります。この調節力が衰えはじめるのが何と10代なのです・・。

衰えるといってもその大小がありますので、人間が日常生活をしている上で、必要視力が確保できずに自覚症状として「手元が見えにくい」と当人が気がつくのは、40代半ば頃が多いようです。なので、老化現象が始まってはいるものの、10代・20代の頃では気がつきもしないということになります。

老眼が始まっているか否かを調べるには、眼科で検査を受けていただければすぐにわかるのですが、自宅で簡単にできるチェック方法もあります。

遠くが良く見える状態(メガネやコンタクトレンズをしても構いませんので、1.0くらいの視力がでる状態)で、目から30センチのところに新聞や小説などを置いて、その文字をご覧下さい。

もし、見えればまだ老眼の自覚症状なし。

見えにくく感じるのであれば、老眼スタートの可能性は大です。

 

老眼は我慢して放置しても、良いことはありません。
すぐに眼科医に相談してくださいね!

 

ちなみに、目の周りのシワもお顔の中では一番出やすいところで、目尻の辺りにシワが出来ると地味にショックを受ける女子は多いですよね;

老眼の進行を遅らせるには、ガムを噛む。

年齢とともに進む老化現象。

老眼もその1つです。

ところで、「老化防止のためにどんな事をしたらよいか?」と聞かれたら、何か思い浮かぶことはありますか?

そうです、【よく噛んで食事をとる】ことです。
噛むことによって、脳に刺激が加えられます。そして血液が脳に送られ、目の周りの筋肉も動かされることで老化予防につながります。結果、老眼の進行を遅らせることになります。
細胞を活性化させる唾液も多く分泌されますので、これも老化現象を遅らせる働きがあります。

以上の理由から、結果的に老眼の進行を遅らせられると言われています。

 

よく噛んで食事をするということは、どなたでも毎日おこなっていると思いますが、近年は食事が柔らかく、噛まずに食べられるような食材も増えています。

知らず知らずのうちに、咀嚼回数が減ってしまっているのです。

老化防止にはガムを噛む

 

 

 

 

手っ取り早く「噛む」にはガムが最適でしょう。1日10分程度で十分なようです。

学校で子供がケガをしたときの治療費。

よく耳にする「労災」って呼ばれる保険があるのはご存知ですよね。

大人でも、仕事・通勤中にケガをすると、労働災害保険がおりて治療費を負担してくれますが、子供の場合はどうなると思いますか?

学校

子供の場合、学校でケガをした場合は、「独立行政法人日本スポーツ振興センター」に申請を行ないます。災害共済給付の支給対象であれば、治療に要した医療費を支払ってくれます。

 

例えば、「体育の授業中に目を打撲した!」とあれば、おそらく災害給付金がおりるでしょう。

当日の診察費は健康保険(保険証の負担)のみの扱いとなりますので、2割・3割の診察代を窓口でお支払いいただきます。

そして、この時に支払った金額が災害給付金で戻ってくる金額になります。

 

後日、学校の担当の先生の指示に従って、書類を持参いただければすぐに診察内容を記載しています。(さくら眼科では、この書類に関しては別途証明書料金などは頂いていませんのでご安心を!)

 

 

ちなみにこの場合、千葉県の「子ども医療費助成受給券」と併用することはできません。(普通は、通院1回につき船橋では300円窓口で支払うあの受給券です)しかし、例外もありますので、その都度、確認されることをおすすめします。

目がかすむ理由と原因。

年齢は40代後半。 単純に「目がかすむ」という症状がある場合、 最初に思い当たるのは、「老眼」です。

この場合、他にもピントがぼやける、目が疲れる。 といった症状となっていると思います。

放置せずに老眼鏡などで見え方を改善させましょう! そのままにすると、肩こりや頭痛を起こす原因にもなります。

 

その他、「かすむ」という症状と併発してるときの目安で、

●【涙が出る】【目が乾く】→ドライアイ

・・・年齢とともに、涙の質も下がり目の表面に傷がつく病気です。
10秒間、目を開けていられない場合ドライアイの可能性大です。

●【まぶしい】【暗いとき特に見えにくい】→白内障

・・・目の中の水晶体という部分が、加齢とともに白く濁りかすんで
見えるようになります。老化現象の1つです。

●【視力が落ちた】【視野が狭い】→緑内障

・・・視神経に障害が起こり、視界が狭くなります。最悪の場合は
失明に至ります。

●【歪んで見える】【視界の真ん中が見えにくい】→加齢黄斑変性

・・・物を見るときに重要な役割を果たす黄斑という部分が、加齢と
ともにダメージを受けて、物が見えにくくなります。

かすむという症状でもこのような 目の病気が隠れている可能性があります。

自己判断で、老眼かな?などと安易に判断せず、
眼科で検査を受けるようにしましょう。

目を細めると、見やすくなるのは何故?

テレビを見ているとき、あるいは遠くにある看板等が見えにくいとき。

目を細めて見るって方、いらっしゃると思います。

何故、目を細めるのでしょうか?
それは目を細めて物を見ると、見やすくなるから 自然にそうなってしまうようです。

 

では何故、目を細めて物を見ると見やすくなるのでしょうか?

目を細めると、カメラで例えれば絞りをしぼってピントを合わせた状態を
作り出します。
目から入る光の量が少なくなるので、暗い感じにはなるのですが
ぼやけて見えてしまっている量も減らすことができるので、
対象の物体が見やすくなります。

 

しかし、手っ取り早く見える方法をあみ出した!!と、
手をたたいて喜んだりはしないでくださいね。

これは近視が進行している方しか、見やすいと感じません。
しっかりと視力1.0といったように
ピントが合っている状態(一般的に目が良い)の方が目を細めて物をみると
逆に見えにくくなります。

 

そのため、お子様がよく目を細めてテレビなどを見るという症状がある場合、
近視が進行している可能性が高いです。
すぐに眼科を受診して、視力を矯正してあげましょう。

 

ちなみに余談ですが、もともと目の細い方はこの理屈から考えると、
「視界が狭い!」という結果になりますね;

花粉の時期こそ、メルスプランの活用を!

船橋も昨日からの大雪で、電車やバスでの移動をはじめ
道路を歩くのも一苦労です。

こんな日だけは、一時花粉症の症状が落ち着いている・・というのも
皮肉なものです。

さて、さくら眼科では、メニコン社のメルスプラン対応レンズを処方をしてます。

花粉の季節には、是非ご活用いただきたいプランです。

花粉が付着しているコンタクトレンズは、洗っても完全に落としきる!!
というのは、難しいものです。

花粉などの汚れが落としきれていないまま、またそのレンズを目にいれる・・結果、
→アレルギーの原因となる物質を自ら目に入れてしまい、かゆみや炎症を起こす。

という悪循環に陥ります。

そういった時には、メルスプランに入っていると
ハードコンタクトレンズなどを始めとした、通年性のものは
真新しいコンタクトレンズに ”汚れ交換の保証” として、
取替えができます。

また、2週間などの定期交換タイプは
14日まで無理して使用せず、期日より少し早めに新しいものと交換します。

コンタクトレンズの消耗枚数は増えますが、
何箱受け取っても月額の費用に含まれるものとされますので、
課金請求がありません。

目の状態を考えて利用できますね。

ワンデータイプに関しましても、同じく使用箱数に応じての課金はありませんので、
コストがかかるワンデー使用者にも、安心です。

メルスプランメルスプランの詳しい内容はこちらです。

 

 

 

 

すでにメルスプランにご契約されている方も、これから検討中という方も
この季節にはお勧めです。

花粉症治療に期待の新薬。

まだまだ雪が降るような寒さが続きますが、
花粉症の対策をそろそろ考えだしていらっしゃる方も多いと思います。
花粉症

そんな中、今年2014年1月に花粉症の根本治療が期待できる
新しい薬が承認されたそうです。

 

 

 

従来、花粉症などアレルギー予防の免疫療法は、
アレルゲンの元となる物質(アレルゲン)を、注射によって少量ずつ
体内にとりいれる。というものでした。
何度も通院したり、なにより注射が痛い!という大変な苦労がありました。

今回承認がおりた新薬は、鳥居製薬さんが開発されたもので
「シダトレン®スギ花粉舌下液」というお薬になります。

スギ花粉に対して、免疫を持たせるもので
毎日1回舌の下側に垂らして使用します。

スギ花粉が飛びはじめる2ヶ月くらい前から投薬を開始し、
最初は少量→2週間程度かけて少しずつ増量。
あとは一定量を毎日投与して数年継続する。

スギ花粉に対して、アレルギー反応が抑えられる。

と、いった具合です。

 

新薬なので、万人の方に効果があるのかなど
期待や効果は未知数ですが、花粉症が完治した!という
試験結果も多く得られたそうです。

 

処方は、耳鼻咽喉科に行っていただくようになると思いますが、
花粉症による目のかゆみなどもなくなる!!という点から
少しご紹介させていただきました^^

健康保険適用の承認も、来年にはおりるようなので
今後の普及に期待大ですね!

雪の日は眼球打撲に注意!!

先週降った雪がやっととけてきて歩きやすくなってきましたが、
船橋は明日も夕方から雪が降るそうです。
雪の日の転倒は本当に怖いですよね。
転倒による怪我は骨折など色々ありますが、
眼科でも、目をぶつける眼球打撲という怪我があります。
眼球打撲は、転倒だけでなくスポーツでボールがぶつかったり、
人と接触した際にぶつかったりと私たちにとって身近な怪我の一つです。

目をぶつけると、眼球がぐちゃっと潰れるイメージや、
眼球に傷がつくイメージがありますが、
眼球の強い打撲の際にダメージを受けるのは、
眼球よりも、眼球の周りの組織が圧倒的に多くなります。
それは、眼球が非常に硬いため、そのまま奥に押し込まれ、
眼球を包み込んでいる組織を破壊してしまうからです。

眼球打撲で一番怖いのは『網膜剥離』です。
皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
ほうっておくと失明につながる怖い病気です。
しかし、早期に発見をすれば手術などで治る可能性があります。
目を強くぶつけてしまった場合には、早めに眼科を受診してください。

※さくら眼科では、網膜剥離等の早期発見のため、
眼球打撲の患者様には、視力検査、眼圧の測定、眼底検査などを行なっています。