クリアケアにそのまま使えたユニザイム。

A子友人より、「ユニザイムがなーーーいっ!どこの店にもなーい!」と先日言われました。
ユニザイム
そもそもユニザイムとは、アルコン社(旧チバビジョン社)から発売されていたソフトコンタクトレンズ用のタンパク除去剤です。これがついに製造販売中止となり、店舗の在庫も売り切れてしまった頃・・というところでしょうか。

AOセプトクリアケアかつては同社からトリソフトやデュラカラーなど、さまざまなソフトコンタクトレンズが製造されていましたが、今や使い捨てコンタクトの時代となり、現在はエアオプティクスシリーズで定期交換タイプ、デイリーズシリーズでディスポーザブルタイプの製造となっています。

ディスポーザブルタイプはケア不要。そして定期交換タイプは、汚れが溜まってくる2週間とか1ヶ月でレンズを捨てて真新しいレンズにして使用していきます。タンパク除去の必要性も「絶対」から、「必要に応じて」とされるようになりました。さらにエアオプティクスシリーズに至っては、独自のプラズマコーティングにより「たんぱく質」の付着量が極めて少ないというものです。

そうすると、ケア用品というのは自社のレンズを元に製造される傾向があるので、タンパク除去剤は同社製品を使用するのであれば【不要】という判断になったのでしょう・・。

しかし、ユーザー側にとってはクリアケアに直接入れてタンパク除去ができるのは「ユニザイム」のみ。レンズそのものは、寿命がくるまで使えるようなタイプを使用している!というケースが多いのですね。

そうするとタンパク除去だけは別で用意する必要が出てきてとても不便な感じです。同社からはオプティフリーが販売されているので、「こすり洗い」ができるようであれば、たんぱく除去剤はデイリークリーナとの併用を案内しているようです。(ちなみにオプティフリーとクリアケアは併用できません。)

こすり洗いが苦手なのでクリアケアにしていた!ということであれば、コンセプトワンステップやファーストケアEXなどにシフトしていく他なさそうです。もしくは、これを機に使い捨てタイプなどに乗り換えるほうが、眼病を未然に防ぐ上では良いかもしれません。