危険なアイライン

ぱっちり大きな印象的な瞳にしたい!!
それは女性なら皆思う事だと思います。
特に、ここ数年では、瞳を強調するメイクが主流になり
アイラインを引く方も多くいらっしゃると思います。
本来、睫毛の外側にいれるのが基本のアイラインですが、
今では、睫毛の内側、粘膜の部分にもアイラインをひく人が増えています。
確かに、粘膜にアイラインをひくと、ぱっちり印象的な目になるのですが、
眼の病気の原因にもなります。
睫毛の内側、粘膜の部分にはマイボーム腺があり、
マイボーム腺は油分を分泌し、油膜を作って涙の蒸発を防いでくれます。
アイメイクにより、マイボーム腺が詰まってしまうと、
異物感やドライアイになったり、目が傷つくこともあります。
また、マイボーム腺にバイ菌がつくとものもらいの原因にもなります。
大きな目にしたいという気持ちは、わかりますが
目の事を考えて、アイラインは睫毛と睫毛の間をうめるぐらいにとどめておきましょう。

マイボーム腺が詰まる原因はアイメイクだけではありません。
動物性の脂肪をとりすぎたり、加齢が原因で詰まることもあります。
マイボーム腺が詰まりやすい人は、少し食生活を見直してみましょう。
また、温めることも効果的です。