待ち時間が気になる方は、連休の中日が狙い目。

病院での待ち時間は長いというのが一般的見解です。患者さんから、他院にて待ち時間4~5時間は当たり前。待ちくたびれた・・としばしば伺います。

当院では、待ち時間の短縮というのもサービスの一環として考えています。待ち時間が極力少なくなるように、医師とスタッフ間の連携を取っていますのでよほど混雑していない限りは、待ち時間平均10~20分程度です。しかし、完全予約制ではないため、どうしても待ち時間がこれ以上に発生することもあります。

「いつが空いていますか?」という質問も度々伺います。これも本当に断言はできかねますが、連休のなか日は比較的空いています。そう、本日のような日です。土曜・日曜・月曜が祝日なんて時の日曜です。きっと皆さん、家族でお出かけになったりされているのでしょう。こういった日にわざわざ眼科受診される方は比較的少ないようですので、待ち時間が気になるという方は、こんな日時を狙ってみるとすぐに診察にお呼びできる可能性が高いです。待ち時間が気になる方は、参考になさってください。

乱視の見え方はつらい!!

ものが2重に見える、ライトがにじむ、焦点が定まらない。こんな見え方されている方は沢山いらっしゃると思います。原因はいくつかあるかと思いますが、ほとんどの方のこの見え方は「乱視」によるものです。

以前、乱視表で線の太さは均等に見えるかどうか?というお話をしましたが、均等でない方は乱視があるよ、というものでした。(http://www.sakura-ganka.jp/blog/?p=531)この検査、さらにどのようにブレて見えているのかも調べています。

乱視がほとんどない方は、だいたいこの線の太さは均等です。
↓↓↓こんな感じです。

 

 

 

 

しかし、乱視がある方ですと、こんな感じ↓↓↓

 

 

 

 

(1)横がぼやける        (2)縦がぼやける

といった感じに、どこかが鮮明に見えて、どこかがぼやけています。ぼやけている場所は人によって異なります。縦、横だけではありません。(3)として斜めがぼやけている方もいらっしゃるとあげておきましょう。

(1)の見え方は、乱視の中でも「直乱視(ちょくらんし)」と言われています。

(2)の見え方は、「倒乱視(とうらんし)」、(3)は「斜乱視(しゃらんし)」です。

人間の目は(1)のようなブレなら多少ブレていても気にならない、または耐えられるという方もいますが(2)(3)のブレは強度の乱視でなくても非常に見え方にストレスになるようです。特に細かい文字は、文字が重なって見えてしまうので、新聞や小説のような文字を読むのには一苦労になるでしょう。ブレている方向によっても、見え方のストレスにはかなり違いがでます。

乱視かどうかは、視力検査をすればすぐにわかります。他にも日常生活で気づくと方法ですと、物が2重に見えると言っても分かりづらいところもありますので一例を挙げてみます。

例えば、夕方薄暗くなったころに遠くにあるビルの明かりを見たときに、明かりが縦方向にビヨーンと伸びて見えてたりしたら(1)の乱視がありそうですね。

こんな見え方に気づいたら、眼鏡やコンタクトレンズでしっかり矯正していきたいところです。無理に目を細めて見るような癖がある方は、この行為こそ乱視を進行させる原因づくりをしていますので、気をつけましょう。また、(3)の見え方の場合は、特にコンタクトレンズによる矯正が難しいケースです。適した方法で乱視矯正を行うようにしましょう。

アンチエイジングにもお役立ち!

よくテレビCMでも見かけますが、瞳の黄金比率を作ろう!「ディファイン」=「輪郭をくっきりさせる」という意味です。とか、一度は耳にされたことがあるキャッチフレーズです。

黒目を大きくみせるこのレンズ。
実はアンチエイジングに、大きく効果を発揮します。

若い世代の子が使うのは、「可愛く見える」から使う。という理由だと
思います。
瞳の黄金比率については、ジョンソン&ジョンソンさんのサイトに詳しく
解説されていますよ!
http://acuvue.jnj.co.jp/product/define/promo/golden_proportion/index.htm
オーバー30世代以上が使用するときは、「若々しく見える」という理由から、使われる方が多いようです。

確かに、私自身、黒目が小さいので
ディファインをつけると目元の印象が違うのがよくわかります。
それに、これは自然に黒目になじむので、
年齢的に使っていて恥ずかしいとか、いっさい周りの目も気になりません。
「カラコン」が入っているような不自然さもありません。

年をとってくると、まぶたが下がってきたり、たるみの症状がでてきますが、
黒目がパチッと大きいという印象は、それだけで見た目年齢を
数年若返らせる心理的効果があるといわれます。

それだけではありません。
人の第一印象は、9割以上が目をみて判断すると されているそうです。

目ヂカラって、やはりあるんですね!!

 

さて、ちょっと前までは、カラコンは眼に悪いという概念がありましたが、
現在では、性能的に通常の使い捨てコンタクトレンズと変わりありません。
もちろん当院では、
高度管理医療機器として厚生省の認可をとった製品のみ
処方しています。

現在取り扱い処方をしているのは、ワンデータイプの次の製品です。
色味など、実際に装着してみると変わりますので
この場合、好みのものを選択すればよいのではないでしょうか。
ただし、眼の状態やカーブなど合わない場合もありますので、
必ず先生の診断の上、使用してください。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
アイレ ワンデーアイレリアル(ブラウン、ブラック)
………‥‥‥・・・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
ワンデーアイレリアル

酸素透過率 DK/L値 9.5 38%

少し酸素透過率が劣りますので、装用時間は短めに。
カラー部分は、ずれにくく、乾燥しにくい素材です。
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
シード アイコフレワンデーUV (ベース、ナチュラル、リッチメイク)
………‥‥‥・・・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

酸素透過率 DK/L値 24 含水率38%

ワンデーファインUVに、サークル部分をサンドイッチで衛生的。
UVカット付で、薄型なので使いやすいです。
http://www.seed.co.jp/eyecoffret/

 

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
チバビジョン FLイルミネート (ジェットブラック、リッチブラウン)
………‥‥‥・・・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

フレッシュルックイルミネート

酸素透過率 DK/L値 26 含水率69%

汚れのつきにくい非イオン素材です。
サイズも小さく保湿素材配合なのでドライアイの方に良いかも。
http://www.freshlook.jp/

 

 

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
ジョンソン&ジョンソン (アクセント、ビビット、ナチュラルシャイン)
………‥‥‥・・・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

ワンデーアキュビューディファイン

酸素透過率 DK/L値 33.8 含水率58%

UVカット付で、酸素透過率も良。
特にナチュラルシャインは自然な色にでます。
http://acuvue.jnj.co.jp/product/define/

 

………‥‥‥・・・・・━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

ちなみに、男性患者さんでも、処方を希望される方もいらっしゃいます。
今は男性用の化粧品まで市販されるようになったから、
そういった流れなのかな~、と思っていました。

しかし、ある患者さんに世間話をした際、理由を伺ってみると
「強度近視のため、サークルがついているほうが
裸眼状態のときに、コンタクトレンズを探しやすいから」
という理由でした。
こういう使用法もあるのですね!

 

 

アレルギーへの対策。

院長の記事で紹介されたとおり、花粉症は夏や秋にでも起こります。
春先にアレルギーを起こす(花粉症もアレルギーのひとつです)方が多いというだけで、
アレルギーの原因物質は、年中どこかに飛散しているのです.

 

特に目は、日常生活上は特に無防備ですので、アレルギー症状のでやすい
部分とされています。

もともと人体には、細菌やウィルスなどから体を守る「免疫」があります。
免疫は、これらが体内に侵入してきたときに、「抗体」を作り出し、次に同じものが体内に
進入してきたら、抗体がすぐに退治してくれるというものです。
一度できた抗体は、何年もなくなることはありません。

通常、この免疫システムがうまく稼動していれば、問題ありませんが、
うまくいかない場合もあります。

特に体内に入ったアレルギーの原因物質に、このシステムが過剰に動いてしまうと、
体に異常が起こります。
これがアレルギーといわれるものです。
アレルギーの症状では、涙やくしゃみ・鼻水がでたり、かゆみや赤みと様々です。
アレルギー性結膜炎
 

 

ひどい時には、こんなに結膜にブツブツができ、
ゴロゴロ異物感も出てしまいます。↓↓↓
アレルギー性結膜炎重度

 

 

 

 

また、一度できた抗体が、何年もなくならないのは嬉しいことですが、
その年月だけ、アレルギー反応も残ると考えられますので、
これはちょっと困りものです。

 

では、アレルギーの原因となる物質、
「アレルゲン」には
どのようなものがあるのでしょうか。

代表的なものは、季節ごとにでる「植物の花粉」です。
春はスギ、夏はヒノキやカモガヤ、秋はブタクサやヨモギなどが有名です。

季節に関係ないアレルゲンとしては、「ハウスダスト」「ダニ」「ペットの毛」「カビ」
他にも「コンタクトレンズ」「点眼液」などもあげられます。

そして、これらのアレルゲンを回避するためには、
やはり自己防衛が必須となります。
できることは、ざっとあげただけでもかなりあると思いますので、
できることから始めてみましょう!

1)特に花粉対策としては、外出時にマスクやめがね、帽子などを着用し、
帰宅時には、家に入る前に服などについた花粉を落としてから入る。
うがいや洗顔をし、喉や目、お顔についた花粉を洗い流す。

2)こまめに掃除を行う。
床をじゅうたんより、フローリングにしてみる。
布団やカーテンを洗濯する。

3)空気洗浄機を使用する。
加湿器で湿度を上げるのも、花粉が
舞いあがりにくくなるので効果的です。

4)アレルギー用の点眼液を早めに開始する。
アレルギー用の点眼薬は、点眼してから効果がでるまでに
2週間程度かかりますので、
アレルゲンがわかっているときには、早めに眼科を受診し、点眼を
開始すると効果的です。

 

アレルギー対策をしておけば、症状が軽減するはずですので、
できるところからやってみることが大切です。

 

ほくろ、いぼを炭酸ガスで除去

紫外線もようやく落ち着いてきましたので、シミやほくろ・いぼなどを除去するのに適した季節になってきました。ホクロの原因としては、様々な要因が挙げられますが、「遺伝」「紫外線」が大きく影響すると言われています。

できてしまったほくろやいぼは、お化粧では隠しきれず目立って気になります。特にお顔にできたホクロの場合、早く何とかしたいと思う方も多いのではないでしょうか。そうです。早く何とかするには、「炭酸ガスレーザー」を照射することが有効的です。

一例をあげてみますと・・

→→→

(照射前)      →→→ (照射後)

ホクロがこんな感じにスパッと除去されます。以前はほくろやいぼを取るには、メスを入れるという概念があり躊躇してしまうことも多かったと思いますが、今ではレーザー治療も主流になってきています。ちなみに当院では、こんなCo2レーザー機を用いて、ほくろやイボを除去しています。 (右写真⇒)

大きさや根の深さによって、何度か照射の必要なケースもありますがほとんどの場合、1回で気にならない感じになります。実際にレーザーを当てると1~2週間ほどで照射部分に瘡蓋(カサブタ)ができ、自然にはがれます。無理にはがすと、綺麗に除去できない場合がありますので、自然にはがれるのを待つことがポイントです。

当院での料金は、1mmにつき4,000円+税です。(楕円形のような場合は、一番長い直径部分の測定料金となります)初回の院長の無料カウンセリングがありますので、実際にどのくらいの費用になるか相談希望の方は随時ご来院ください。予約も不要です。カウンセリング後、患者様の施術の決心がつくようでしたらそのまま即日続レーザー照射をすることができます。施術後に照射した部分が再発した場合は、2,000円+税でアフターフォローを行っております。

よくあるご質問として照射中の痛みについて問われますが、麻酔をしてからの治療になりますので、痛みはほとんど感じません。しいて挙げるのであれば麻酔注射をするときに、チクッとくるくらいでしょうか。特に痛み敏感な方は、事前にお申し出ください。

続いて、施術後のメイクについてです。照射部位以外は即メイク可能です。照射部位は、肌色のテープをお渡ししていますのでその上からしていただくようになります。かさぶたが取れた後は、メイクができます。人前に出たりするような機会がある方は、少しレーザーをあてる時期を調整してみてください。紫外線の影響を受けにくい季節だからこそ効果がでやすいメニューです。

進化したワンデーアキュビュー。

ちょっと前までは、ワンデータイプのコンタクトレンズなんて数種類 しかありませんでした。その中でも知名度が高かったのが、「ワンデーアキュビュー」「フォーカスデイリーズ」の2種。その後、潤い保湿効果の高いワンデーアキュビューモイストやデイリーズアクアなどが登場しました。

ワンデーアキュビュートゥルーアイそしてついにワンデーアキュビューは、素材をシリコーンハイドロゲルにした「ワンデーアキュビュートゥルーアイ」に進化しています。酸素透過性はワンデーアキュビューの時から比べると、4倍程高くなっています。「UVカット」や「裏表マークの刻印」など良かった点はそのまま継承されています。

2ウィークタイプでは、各種メーカーさんがこのシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを発売されていますが、ワンデーではまだこのジョンソン&ジョンソン社の1品だけです。

手にとったレンズの感触や、着け心地はやはり今までと一味よくなったと感じられる方が多くいらっしゃいます。今までのレンズより、コシがでたようで、取り扱いがしやすいのは確かです。乾燥感の軽減にもつながる素材ですので、まとめると酸素をよく通して、乾きにくい製品という位置づけでよいでしょう!アキュビューシリーズを使っているなら、比較してみる価値の高い製品です。

視力検査の「C」の名前を知っていますか?

3歳児検診から始まり、物心ついたときには眼科で視力を測るときに「C」を見れば、穴の開いている方向を答えるように覚えていたはずです。「C」の開いている方向を答え、より小さいところまで答えられれば目が良いという判断になるということまではご周知の通りです。

ランドルト環
では、この見覚えのある「C」アルファベットのC
のようなマークの名前はご存知でしょうか?

これは「ランドルト環」と呼ばれます。日本だけではなく、世界共通の視力検査用の指標です。大人でも子供でも、言葉が通じなくても、検査できます。

視力表で視力1.0に該当するランドルト環の大きさは、高さ7.5mm、文字の太さ1.5mm、文字の切れ目の部分の幅1.5mmの大きさです。視力検査は、視力検査表から通常5m離れて測ります。この切れ目の部分1.5mmが5m離れたところから、切れ目を確認できれば1.0の視力と判断されます。

5mの位置から切れ目が判断できなければ、4m、3m・・・というように、近づいて見るようにし、判別できる位置で視力が決定します。また、視力は1分の視覚で確認できる能力が視力1.0です。(1分=角度を表す単位で、1度の60分の1の角度)具体的には、確認できる最小視覚が2分なら視力は1÷2=0.5、10分なら1÷10=0.1となります。

ちなみに、この「ランドルト環」という名前も、考案したランドルトさんというフランスの眼科医の名前にちなんて付けられているようです。何事もそうですが一番初めに考えた人って素晴らしいですよね。

急に眼がこんなに真っ赤に!!

次の写真を見てください!!!眼が信じられないくらい真っ赤です。自分の目が、突然こんなになっていたら、どうしますか?

結膜下出血

例えば今朝、鏡で見たときは何ともなかったのに、ランチの時に同僚に指摘されてビックリ!周囲の心配を背負い、急いで眼科に駆け込みます。しかし、診察が終わってみれば「処置なし」それどころが「薬も処方なし」。

「・・・?!」

狐につままれたような感じで診察室から出てくる患者さん、多くいらっしゃいます。一体何だったのでしょうか。

これ、診断として申し上げると「結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)」と言われるものです。症状だけは酷く見えるので、ホントに薬もなくて大丈夫なのかと心配になると思います。しかし、見た目とは真逆で結膜下出血は、結膜下の毛細血管が切れて出血したもので、ほとんど痛みなどの自覚症状はありません。

手足にできる痣(あざ)と同じように考えていただくと納得しやすいと思います。見た目は重症ですが、痛くも痒くもありません。眼にできた痣のようなものです。出血は通常2週間程度で、自然に吸収されていきますのでそれを待つだけです。(ひどいものは、数ヶ月かかることもあります)原因も不明なので、赤みが吸収されるのをおとなしく待ちます。

しかし、注意すべき点もあります。例えば自覚症状で、「見えにくさを感じる」「 視野が狭い気がする」などは通常ありませんので、こういった症状が出る場合は、放置は禁物です。また、全身性の病気(高血圧、糖尿病、貧血など)や急性結膜炎などによっても結膜下出血は起こります。他にも、野球のボールとかが眼に当たった、尖ったものが眼にぶつかったなどといった原因でも起こります。これらの場合は、単なる結膜下出血と気楽に放置してしまっては駄目なケースの一例ですので、やはり先生の適切な診断を受けることがベストです。

初コンタクトは、メニコン2ウィークプレミオが慣れやすいかも!

初めてコンタクトレンズをする時。

どの製品が良いのか、

どの製品が目に合うのか、

どの製品が使いやすいのか、

ともかく初めてなので、何をどのように選んだらよいのか全く分からないという患者さんが相談にいらっしゃいます。最近は使い捨てや定期交換タイプのコンタクトの種類が増え、気軽に試せるようになってきています。

製品特長についてはもちろん、目の状態に合ったものを提案させていただいていますが、その中でも「メニコン2ウィーク プレミオ」は初めてコンタクトを使う方でも
とても使いやすいと好評です。

メルスプラン

榮倉奈々さん出演のテレビCMで有名な製品ですのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

2ウィークプレミオ

この2ウィークプレミオが初めての方に向いているかを挙げてみます。

①裏表が分かりやすい、取り外しがしやすい
②酸素透過率の高いシリコーンハイドロゲル素材
③定額制メルスプランでも使用できる

①は、通常レンズの裏表を形で見分けますが、プレミオにはレンズ自体にマーキングがあります。人差し指の上にのせたレンズを上から覗き込むように見たとき、右側に数字の「6」もしくは「3」左側にメニコンのロゴマークがあれば表面と判別することができます。レンズの反り具合はでは判りにくい方もいますので便利です。また、レンズの形状もしっかりしてるので着けやすく、外す時も目にコンタクトが貼りつくような独特のフィッティングにもなりにくいので、外しやすいレンズです。

②については、現在出ている2週間タイプのレンズの中でトップクラスの高い酸素透過率(DK/L値)をもちます。2ウィークプレミオのDK/L値は、161です。通常のソフトコンタクトレンズは平均20~30程度ですから、5~6倍も酸素を通せる力があります。毎日長時間使用することを考えると、酸素透過率は眼の負担を軽減させる重要な指標です。さらにシリコーンハイドロゲル素材は、乾燥感の軽減にもつながります。

③については、初めてコンタクトを使う際、慣れないとレンズを紛失したり、破いたりとトラブルがつきものです。レンズの消耗枚数が激しいと、何箱も買い足さないといけません。そんな時に定額制メルスプランを選択されていると、もしもの時にもレンズ購入代金が課金されずに、新しいコンタクトが受け取れるというメニコン社の独特なシステムレンズの対象になっています。月々両眼¥2,100+税の会費制です。(もちろん、会費制ではなく通常購入する方法もあります)

初めてコンタクトレンズを使ってみようと考えている方には大変使いやすい製品なので、選択肢の1つとして検討してみてください。

食べる順番を変えて健康に。

毎日3回の食事ですが、きちんと栄養を考えて食べていますか?食べ過ぎでも、高カロリーな物ばかりを食べても体によくありません。しかし、気をつけてはいるのに血糖値がコントロールできなかったりダイエットにつまづいているという方に朗報です。同じ食事でも、食べる順番を変えることで、大きな差ができるようです。

今朝の某ニュース番組の特集で、食べる順番を変えるだけで、血糖値の上昇が抑えられるということが実証されたと報道されていました。

以前、糖尿病の話をしましたが、(http://www.sakura-ganka.jp/blog/?p=234)糖尿病の合併症である「糖尿病性網膜症」は、糖尿病自体を何とかしないと改善にならず特効薬がないと言われています。眼科でも関係ない事とはいえませんので取り上げてみました。

その特集のなかでは、ある内科クリニックさんで食後の血糖値の上昇を実験したそうです。

1) 普段どおりに食べる。
2) 指定した順番で食べる。

食事後、血糖値の上昇に、明らかな違いが出ていました。

1)普段どおりに食べる
多くの方がいろいろな食材をまんべんなく食べていくという方法で食べていました。

おかずを食べて、ご飯を食べて、野菜、お味噌汁、またご飯、野菜、おかず・・・・などといったように「違うものをちょっとずつ食べていく」というのが一般的です。この食べ方だと、食後1時間後あたりに血糖値が急激に上昇していました。

しかし、この食べ方を

2) 指定した順番で食べる

指定順は次の通りでした。
1)野菜などの食物繊維 → 2)おかずなどの、タンパク質 → 3)ご飯などの炭水化物

この順番で食べきった場合はどうでしょうか。先に摂取した食物繊維が炭水化物(糖質)が血中に吸収されるのを緩和する働きをし食後血糖値は急上昇せず、なだらかに上がって元の状態に戻るという結果がでていました。

炭水化物は、食べるとすぐに体内に吸収されますので、一番先に食べると真っ先に体内へ吸収され食後血糖値を急上昇させます。これを緩和させるために、食物繊維を先に体内に入れておくというのは効果的なのですね。

普通に生活している方の中でも、糖尿病予備軍などと呼ばれる方増えているそうです。糖尿病患者さん+予備軍で成人全体の2割(約2,200万人)もいるそうです。
食べ方一つで、改善できるのであれば実践してみる価値がありますがよね。さらにこういった高血糖状態のコントロールに加え、ダイエットにもつながります。この方法なら、余分な糖質の吸収を抑えることができますので、同じ量を食べても太りにくくなります。是非参考になさってみてください。