夜にスマホを見すぎるのは危険!

布団に転がってから、何気なくスマホを手にとってメール見たり、はまってるアプリやったりしている方、結構いらっしゃいますよね?もし思い当たるなら、少しずつでも画面を見る時間を減らすよう心がけて見て下さい。特に夜、スマホを見ると様々な異常が起こるリスクが高まります。

スマホスマホからはブルーライトと呼ばれる非常に目にとっては強い光が発せられています。波長が短いので空気中の埃や塵などでも散乱します。そうすると、「ブレて見える」と感じ、ピントを合わせる目の筋肉を使い、さらにその画像を処理する脳も疲れます。眼精疲労の症状が大きく出ます。

通常のパソコンに比べてスマホは画面も小さく、その中の小さな文字を夢中になって長時間凝視するケースが多いため、目はとても疲れやすくなってしまうのです。

また、ブルーライトは刺激性が高く、物を見るために重要な器官の網膜や黄斑部にダメージを与えてしまうため、「黄斑変性症」などの発症リスクを高めます。特に夜、暗い状態に目が慣れているところでこの光を見るのが、網膜にとって一番ストレスになるのです。すぐ手の届く範囲にあるスマホだからこそ注意が必要なのです。

病は気から。視力もそうなのです。

眼科医自分が病気になっている!と思い込むような自己暗示にかかると、人間って本当にそうなってしまうことがあります。

例えば、本来は冷たい物なのに「熱くて触ったら火傷するよ!」と思い込まされた状態でうっかり触ったら本当に火傷しちゃった!という事が起きたりします。これは、脳が騙されてしまったことにより起こります。本当は冷たいものなのに、「熱い」という間違った情報が自律神経を作動させてしまい本来では起こるはずもない火傷ができてしまうようなのです。

また、泳ぐのが苦手・・・水泳の時間が嫌だなと思っている子が、水泳の授業の時間になると吐き気や腹痛を起こしていつも見学をしているという事もお聞きになられたことありませんか?

視力もそうで、喧嘩をして眼を殴られてしまって酷い痛みがあった。ぼやけて滲んで見えない。という経験をされた方が、治療して経過をみても一向に検査上は問題がないのに見えない。ということが起こったりします。目に傷もなく、眼底等すべてに全く異常がないのに、「まだ良くなっていないはず」というような思い込みが、本当に見えていないかのような状態を作り上げてしまっているのです。

こういった症状が回復されるまでには大変時間がかかりますが、ご自身でも「少しずつ良くなっているはず」と、ちょっとでも良いの自己暗示をかけてみると改善の糸口になるのです。

緑内障とコーヒー。

「緑内障の方がコーヒーを飲むと良くない。」

コーヒーと緑内障

というお話を聞きますが、これは極めて大量に摂取したらという事に限定されます。主にコーヒーに含まれる「カフェイン」が眼圧を上げてしまうからというのが理由です。コーヒーに限らず、カフェイン入りに気をつける必要はあります。

では、実際に眼圧を上昇させるほどの量はどのくらいなのでしょうか。

とある大規模な実験で、カフェインを200mg以上摂取した方と未満の方で大きく眼圧の上昇に差が出たという結果が出ています。これを基準値として考えると、

一般的なカフェインの含有率(カップ1杯150ml)は、
★コーヒー(レギュラー) 150mg
★コーヒー(インスタント) 70mg

★緑茶(玉露) 180mg
★紅茶 70mg
★緑茶(煎茶)30mg
★ウーロン茶 30mg

手軽に買えるコンビニの缶コーヒーくらいのものであれば、2~3本までの摂取に留めれば問題はなさそうです。全く摂取がダメ!という訳ではないと考えられます。

料理中に目に油が入ったら?すぐできる応急処置と注意点

料理中などに油が目に入ると、突然の激しい痛みで驚いてしまいます。放置すると視力低下など後遺症が残る可能性もあるため、正しい応急処置が大切です。

天ぷら火傷熱傷処置

1. まずは目を冷やしましょう

水道水で直接流すのではなく、保冷剤や氷をタオルで包んでまぶたの上から数分冷やします。直接当てすぎると凍傷の危険があるため注意してください。

2. 目が開けられる場合は状態をチェック

  • 黒目(角膜)に白っぽい濁りがないか
  • 充血の程度はどうか
  • まぶたに火傷がないか(油が当たるとまぶたも損傷することがあります)

3. 見え方の左右差を確認

片目ずつ手で隠して、左右で見え方に差があるか確認しましょう。もし片目だけぼやける、視界がかすむなどの変化がある場合は注意が必要です。

4. できるだけ早く眼科を受診

目を開けられないほど痛い場合、黒目に火傷をしている可能性が高いです。眼科では目に麻酔をして詳しく診察します。痛みが軽くなってもそのまま放置せず必ず受診しましょう。後遺症を防ぐためには早期対応が重要です。

まとめ

  • まずは冷やす
  • 見え方・黒目の濁りを確認
  • 痛みが強い、視力に差がある場合はすぐ眼科へ

目のトラブルは自己判断せず、必ず専門医の診察を受けてください。
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雨の日でも紫外線は降りそそぎます。

日焼け止めを塗らないと!誰もが思うのは、晴れて太陽もカンカン照りな日です。では、曇りや雨の日の日中は日焼け止めは不要でしょうか?

答えは”No”です。しっかりと紫外線対策が必要です。雨降りと紫外線

紫外線量は雨の日でも快晴の日の20%程度、曇りの日で50%程度は紫外線が降り注ぎます。また、部屋の中にいても紫外線は降り注ぎます。人間の目には見えない光ですから、雲に太陽の光が遮られていても夜のような真っ暗にはなりませんよね。同時に紫外線も降り注いでいるのです。

雨、曇りの日でも紫外線への対策を怠ってしまうと吹き出物などをはじめとしたトラブルが起こります。中でもUV-Aは窓ガラスも通り抜けて部屋の中まで進入します。これが老化の原因となります。目では白内障や黄斑部へのダメージ、肌へはシワやたるみを進行させるものです。特に気をつけたいものです。UV-Bは、メラニンを増加させ、シミやそばかすをつくったり、肌に炎症を起こさせます。

ヘリオケアそうすると、365日。日焼け止めを塗り続けるのは大変ですが、サプリならどうでしょうか。当院では「ヘリオケア」という飲む日焼け止めを取り扱っています。食事の後に一緒に1粒飲むだけなので、大変手軽にできる紫外線対策です。(1瓶30粒入 ¥6,000+税)

受付までご希望の方はお申し出ください。

視力検査中は、適度なまばたきは必要です。

学校健診で、視力低下を指摘された男の子。数ヶ月前に作った眼鏡を掛けて、結果は左右それぞれCとDの判定。両眼で見て0.5程度。作成時は両眼で1.0が見えるようにしたはずなのに・・、と受診をされました。

ランドルト環急すぎる視力低下を心配をされた親御さんが連れていらっしゃったようなのですが、どうやらその子は視力検査そのものを必死にやりすぎてしまっているのです。ほとんど瞬きもせずに目をカッと見開いて、C(ランドルト環)の向きをただ、ただ、必死に見ているのです。

視力検査を受ける心構えというか、真面目にやろうとするそのお気持ちは十分に伝わるのですが、是非

「まばたきをして下さいねっ!」

人間の目は平均で1分間に15回~20回程度のまばたきをします。ですが、この男の子の場合、必死にランドルト環を凝視しすぎてしまっていて、横から様子を伺ってもまばたきの回数が極端に少ないのです・・。ジッとまばたきもせずに見続けると、どんどん視界はぼやけます。

実は、まばたきをしないと目の表面が乾いてヒリヒリすると同時に、涙が表面に適量ないと物が見えにくく、視力にも影響を及ぼしてしまうのです。ドライアイで視力が出にくくなるのも本当なのです。

視力が落ちてたらどうしよう・・というプレッシャーがあったのか、まばたきもせずに必死にランドルト環を見ていましたが、その男の子にちゃんとまばたきをして見てもらったら視力はしっかりと出て大きな問題はなく経過観察となりました。

視力検査を受けるときは適度に、いえ自然にまばたきをしてリラックスして受けていただければと思います。

たるみ改善サーマクールCPTのメリットとデメリット。

美容業界で、切らずにたるみ改善を実現したサーマクールCPT。高周波という熱を皮膚組織に与えることにより症状を改善していきます。施術内容についてご質問の多い、メリットとデメリットについてご説明します。

美肌両手で頬を包む女性画像【サーマクールCPTのメリット】
*切らずにリフトアップできる
*皮膚の内部組織に働きかけるので、お顔全体に効果をもたらします。
*毛穴の引き締め効果、小顔効果も期待できます。
*効果が2週間程度以降から現れ始めるので、美容整形したということが周囲に気づかれにくいのです。
*個人差はありますが、ダウンタイムがほどんどありません。

【サーマクールCPTのデメリット】
*即効性に欠けます。今日施術して、明日リフトアップしている訳ではありません。
*糸などをいれたりする物理的な施術と比較すると、効果の満足度はやや劣ります。
*熱を与えますので、施術後に赤みが出たりする方もいます。

その他、持病があったりされる場合は施術ができない場合もあります。ご自身の要望に適した施術かどうかもよく検討されることをお勧めします。また、事前のカウンセリングは院長が責任をもって行っています。カウンセリングのみは無料ですので、お気軽にご相談ください。

度は、弱すぎても強すぎてもダメ。

とある宅配業社さんの段ボールに、「お届けは早すぎても遅すぎてもダメ」と書かれているのを見ました。

眼科的にも似たようなことがあって、メガネやコンタクトレンズの度数の話を患者さんとすると「度を上げたくない」とか、「もっと見えるように強くしたい」という要望を伺うことがあります。

目の疲れしかし、どちらもやり過ぎはダメなのです。

度が弱くなりすぎてピンボケしすぎた視界というのは、目にも脳にもよくないのです。人間は見えない状態だと何があるのかを認識(見よう)とするので、反って眼精疲労の原因にもなりますし不便です。また、年配の方の場合は脳に視覚的情報が伝わらず認知症にもなりやすいといわれています。反対に強すぎても、ピント調節力を多量に必要として疲れますし、気分が悪くなってしまうこともあります。

度は弱すぎても、強すぎてもダメ。偏りすぎずに程々にしておくのが無難な選択なのです。

はやり目には潜伏期間があります。

感染症の増える季節になりました。眼科における感染症では「はやり目」が広く知られていると思いますが、症状が出るまでに1週間程度の潜伏期間があります。

はやり目はやり目の原因はアデノウィルスという”ウィルス”が原因となっています。ウィルス性の場合、感染力が非常に強くまた、症状も重症です。しかし、このウィルスに感染してもすぐに炎症が起こるわけではありません。実際に目の調子が悪くて・・と、はやり目の検査をしても、結果が「陰性」とでる場合もあります。そして、数日後に発症すして、はやり目の確定診断が出ることも少なくありません。

そのため、はやり目とその時点では確定されなくても家族や周囲の方への感染防止を考えて食器、タオル、洗濯物などは別にして、お風呂も家族の最後に利用するようにします。また、手で触れた部分に関してはこまめにアルコール消毒を行うことも大切です。

初めてのコンタクトレンズ、眼科の所要時間はどのくらいかかる?

コンタクトレンズを試してみたい。どのくらい診察や検査に時間がかかるだろう?というお問い合わせをよくいただきます。

コンタクトレンズを外す診察や視力検査、コンタクトレンズの種類などの相談も含めて大体40分程度+αが目安です。プラスαというのは、ご自身での装着脱練習時間とお考えください。この装着練習の時間は本当に各個人によっての差が大きくなります。本当に早い方だと、目に着けられました。外せました。と、ほんの数分でできてしまう方もいらっしゃる一方で、目に触れられずに着脱が一人でできず苦戦、また明日練習にいらしてくださいとなる場合もあります。

この後、何時から予定がある!とか、急がないと・・、と思えば思うほど焦ってしまって上手くできないという方もいらっしゃいました。出来る限りゆっくり落ち着いて装着脱の練習ができる時間と心のゆとりを持ってご来院いただくほうが無難です。

また、受付時間ギリギリに来院されますと、診療終了時間までに装着脱練習が終了しなかった場合はそこで中断となり、後日に再来院していただき練習の再開となりますので、時間には余裕をもっていらしてくださいね!