メガネのたたみ方☆

メガネ使用している「メガネ」をたたむとき、どのようにされていますか?

右のテンプルからたたみますか?それとも左でしょうか?

 

実際にご自身のメガネで確かめてみるとよくわかると思いますが、一般的には左のテンプルを先にたたんで、後から右のテンプルをたたみます。右を先にたたむと、左のテンプルが浮き上がるようになり収まりが悪い感じになります。

また、メガネを掛けるときは右のテンプルを広げてから左を広げます。これは日本人の9割弱が右利きであるということから、右利き用に作られていたのが一般化されたものといわれています。右のテンプルから広げたほうが広げやすいからでしょう。ハサミもそうですが、普通に買った場合って右利きの人が使いやすいようになっていますよね。

どっちからたたんでも同じでは?!と無理やりたたんでいると、歪んだり蝶番(ちょうつがい)が折れてしまったりとあまり良い事はありません。是非、左→右の順番でテンプルをたたみましょう。

ただし、メガネ屋さんで位置調整などをしている場合はこの限りではありません。指示のある場合はそのとおりにたたむようにしてください。

OCT導入!眼底のより精密な検査が可能になりました。

OCT検査今月より、光干渉断層計(OCT)を導入しました。

「人間ドックなどで眼底を詳しく検査してきてください」と言われた場合、まぶしい光を当てながら眼科医が目の中を覗く「眼底検査」を受けると思います。この眼底検査は、網膜の表面の部分を見ていて、眼底がどのような状態であるかというのは先生にしか見えませんでした。

しかし、OCTにより網膜の断面を見ることができ、さらには受診いただいている患者様本人にもご自身の眼底部分がどういった状態になっているのか撮影した画像を実際に見ていただくことができます。

OCTの機械にも様々ありますが、3マイクロメートルという業界最高の高解像度(深さ方向)を備えた機械を導入しましたので、網膜の状態を高画質で撮影することができ、高い精度で病巣を見ることが可能です。

失明原因として眼科で恐れられている緑内障や黄斑変性症などをより早期に発見することができ、治療経過状況の把握に大変役立ちます。

検査は検査台にお顔をのせたまま、画面に出てくる一点を見てるだけで終了します。今、自覚症状なしという方でも、40歳を超えたら年に1度は眼底の精密検査は必要と言われていますので、受けたことがない!!とい方は、1度先生の検査を受けることをお勧めします。

さくら眼科では予約不要、ご都合のよろしいときに来院いただければどなたでも当日すぐにOCT検査を受けられますよ。

春に多い心因性視力障害

桜今日から4月です。新しい職場や学校、クラス替えなどで環境が今までと大きく変わる方も多いのではないでしょうか。環境が変わると、自分自身でも気が付かないうちにストレスを溜め込んだりしてしまうことがあります。

子供の場合、親子関係・学校の人間関係などが心因性視力障害を起こす原因として考えられています。また、メガネなどを掛けたいという強い願望から視力不良に陥るということもあります。原因となっている事態を取り除くことができれば、視力は自然と回復します。

心因性なのか病的異常が影響しているのか、判断はやはり慎重に行われます。春の健康診断で視力異常の疑いが出るようでしたら、早めに眼科を受診なさってください。

ちなみにこれは子供にかぎった事ではありません。大人でも起こることです。ドイツのジャーマンウイングス機の墜落事故が連日のように報道されていますが、この当事者である副操縦士も視力の悪化を訴えていたと報じられています。眼科を受診し、医師からは過度の仕事のストレスによる「心因性視力障害」と言われていたようです。適度な息抜きは必要なのですね・・。

遠近両用コンタクトレンズが苦手なこと。

コンフォートプラスマルチフォーカルプロクリアワンデーマルチフォーカル

 

 

 

遠近両用コンタクトレンズの開発も年々と進み、種類が着々と増えてきています。実際に目にきちんとフィットするのかなど個人差は多々ありますが、遠近両用コンタクトレンズが共通して苦手なことがあります。

遠近両用コンタクトレンズは「遠くも近くも見える!」というのが最大のウリです。しかし極端に遠くにあるもの、または手元の細かすぎるものを見るというのがとても苦手です。

例えば、
・遠近両用コンタクトで1.5の視力を出したい!
・1mmにも満たないような細かい文字をスッキリ見たい!
といったような希望がある方が遠近両用コンタクトレンズを使用した場合、遠近両用コンタクトレンズは要望に応えきれなという結果になります。

そもそも遠近両用コンタクトレンズが目標とする見え方というのは、朝起きて歯磨きをする・料理や食事をする・新聞やパソコン、テレビなどを見る・外出して買い物をする・車を運転する、などこういった日常生活に困らない視力を確保することにあります。逆を言えば、この範囲から極端に逸脱するものは見えにくくても仕方ないということなのです。

メガネのようにサッと掛け外しができないコンタクトレンズ。見たいものの距離が変わるその都度、手を石鹸で洗ってケースにしまって・・etcといった具合に装着脱をするなんて面倒でたまりません。そんな手間が省ける!という部分ではとても画期的な開発になってはいるのですが、使用者の満足度を高めるまでにはまだまだ時間がかかりそうですね・・。

涙のクオリティ。

涙人間の目には涙がのっています。涙があることによって、視力を保ち目をさまざまな外敵から守る等、多大なる役割を担っています。

しかし残念なことに涙の質も年齢とともにそれが低下していきます。

●涙の分泌量の低下

涙の分泌量も加齢とともに減少します。これは涙腺の機能低下によって起こり、目が乾きやすくなります。そのため、通常なら涙で洗い流される量のゴミでも角膜に付着してしまい、障害を起こしやすくなります。

●加齢により涙の排泄機能(ポンプ作用)の低下
涙の管も細く詰まりやすくなるため、分泌量が低下しても逆に涙があふれ出てしまうという、相反する減少が起こることがあります。

●涙に含まれる栄養成分の低下
涙の質が低下するので、乾燥感が強くなったりショボショボしたりといった症状が起こりやすくなります。

涙そのものを若返らせることはできないので、対症療法・起こっている症状を緩和させるためにお薬を使うということになります。

放置したままにすると、目の表面が無防備になり傷が付きやすくなったりしますので、早めに眼科を受診するようにしましょう。

美容皮膚科☆同意書について☆

ピアス未成年者の方で当院の美容皮膚科における施術を希望される場合ですが、すべての施術に対して保護者様の「同意書」のご提出をお願いしています☆

特に春休みの期間は【ピアス】の依頼が増えますが、必ず保護者様にご記入・印鑑をいただいた上で同意書をご持参下さい。また、ピアスに限ることではありません。「シミ」「ホクロ」「いぼ」などのレーザー治療を含めてすべての施術に対して必要となります。

同意書は院内受付にお申し出いただくか、ホームページ上からダウンロードできます。事前にご準備いただくようご協力ください。同意書のダウンロードはこちらをクリックしてください

また美容皮膚科の受診を希望の場合でも、医学的治療の方が効果的と医師の判断が出た場合は保険診療への治療に切り替わる場合もございます。受診の際は、健康保険証もあわせてご持参いただくようお願い致します。

レ-ザー治療は今月までが目安です。

レーザー治療今日は船橋も気温が20℃近くまでとなり、春本番とも思われます。暖かくなるのは良いのですが、それとともに降り注ぐ紫外線量も増えてきます。

紫外線量が増えると、自然とシミなどが発生しやすくなります。そのため特にお顔のレーザー治療を考えていらっしゃる方は、今月くらいまでを目安に受けられることをお勧めします。レーザー治療後はともかく紫外線を浴びないようにして、シミの再発防止に十分気を付ける必要があります。

治療費の目安は、直径1mmの大きさで¥2000+税です。大きさや実際の費用がどのくらいになるか、レーザーについてのご質問など、施術前に何か気になることがある場合は何でもご相談ください。院長とのカウンセリングは無料です(施術内容についての相談のみ)また、同じ個所が再発した場合は処置から1年以内に限り、1回のみ無料で再度レーザー処置を行っています。

レーザー治療の施術は看護師ではなく、すべて院長が責任をもって行っています。初めての方でも安心して治療に臨んでいただけます。

さくら眼科ホームページへ(シミ治療)

健康マーク。

健康マーク来月4月から、お弁当やお惣菜などに貼られる「健康マーク」。ニュースやテレビなどで報道されているので、すでにご存知の方も多いと思われます。

健康マークが貼り付けられていれば、「黄色が主食」「赤色が主菜」「緑色が副菜」が摂取できて、バランスのとれた食事ができる目安になります。

何が含まれているのか一目でわかるのでとても便利なので、買い物をする際に助かります。

しかし、来月から発動するにも関わらずこのマークを付けるかは、貼り付けた側の自己申告に基づくものとされています。そのため、シールが貼られていても「必ずこの分量だけ摂取可能」といった基準はありません。

このマークがついているほうが、ないものよりはバランスが良いのではないか?というひとつの目安程度に考える方が当分は無難なようです。

作成したメガネはどうですか?

メガネさくら眼科でメガネ処方をするときは、通常の視力検査に加えてメガネの掛け合わせテストなどを必ず行います。せっかく作っても、掛けていられないメガネになっては意味がありません。処方するメガネが使用していけるかどうか、実際にメガネを掛けてもらって試してもらっています。

ただ、眼科側ができるのは度数などを決めて指示(処方箋)を出すまでが仕事です。実際に眼鏡処方箋を持ってメガネ屋さんに行っていただくのですが、実際に出来上がったメガネはいかがでしょうか?

良心的なメガネ屋さんであれば、出来上がったメガネを掛けて見え方は問題ないか。掛けた時の違和感はないか?くらいのテストは受け渡しのときに行ってくれるはずです。しかし、こういった確認すらせずに販売をして、異常を訴えて再来院される患者さんが近年増えた気がします。いらした患者さんの”度数”や”視機能”の異常を再検査することはできるのですが、メガネそのものに不具合があるという場合はどうしようもありません。多い不具合は、「処方箋の指示通りの度が入れられていない」「光学中心部がズレている」「フィット具合が悪くてきちんとメガネが耳と鼻で固定されていない」ということが挙げられます。

眼科内で試したときは大丈夫だったのに、実際にメガネを作ったら不調・・・などという場合は無理をして使用することは避けてください。また、出来上がったメガネで快適な視力が得られているかも確認をしていますので、1度お持ちください。

網膜剥離(もうまくはくり)って、怖い病気なんです。

・・・なんか急に影が見えて邪魔。

・・・視界に何か見える。

・・・見え方に違和感がある。

などなど、さまざまな表現の方法はありますが診察を受けていただくと一発で原因がわかる場合があります。

眼科医から「網膜剥離です、すぐにでも手術が必要です!」と言われてもあまりピンとこないようで、「あ、そうなんですか?!」って、第一声は結構ライトな返答をいただくこともしばしば・・。補足をするように、「入院の準備が必要です」「早く処置をしないと失明するかもしれません」と続けていくと、ようやく目が見えなくなってしまうかもしれない!!という危機感が沸いてくるようです。

眼科医普通に通院してきたのに急にどうなっちゃったの?!って思うかもしれませんが、なにより網膜が剥がれ落ち始めると急激なスピードで視界を失っていくことになります。今はまだ違和感程度だから、来週なら仕事の都合がつくかも・・!なんて、悠長なことを言っていたら本当に失明してしまうかもしれません。早期の処置がともかく視力を維持させることにつながります。

余談ですが、昨年末ごろ某有名政治家の先生が網膜剥離で緊急入院しているのが報道されていました。さらにその後再発で再入院とも・・。目は是非とも大切にして、休養してもらえると良いですね・・。