コンタクトレンズを初めて使用される患者さんからよく質問を受けるのですが、「何故、目からコンタクトレンズは落ちないのか?」ということです。
目にピタっとくっついて、簡単には落ちません。それは、涙の表面張力によってコンタクトレンズが引き寄せられているからです。液体には表面張力といって、分子同士がなるべく表面積を小さくするように力が働いています。
例えば、コップに水を入れるとコップより少し多めに水を入れてもこぼれずに、盛り上がる感じになりますよね。まさにこの状態のことです。

液体の種類などによって、表面張力は異なりますがコンタクトレンズくらいの物なら、涙の表面張力でくっついていられるようです。
ただし、目線の急激な移動にはご注意を。特にハードコンタクトレンズは外れてしまう可能性が高いです。




コンタクトレンズは高度管理医療機器に位置づけされています。高度管理医療機器は、使用方法を間違えると人体に大きな障害を引き起こす可能性があります。以前の医療用具の位置づけより、危機レベルが引き上げられたのは数年前のことです。それにもかかわらず、ネット販売等で眼科医の処方なしでも購入が容易にできるというのは随分と矛盾した話にも思えます。





