目がむくむって、ありますか?!

よく立ち仕事をした後などに、足がむくんでいるって言いますが
目もむくむことがあります。

眼科的にいえば、「角膜浮腫(かくまくふしゅ)」という眼障害で、目の病気のひとつです。

角膜浮腫はその名のとおり、角膜の水分量が増えて目がむくんでいる状態をいいます。
おもに、「かすんで見える」「まぶしい」といったような自覚症状があらわれます。

角膜浮腫の起こる原因には、<酸素不足>が挙げられています。
酸素が不足することによって、代謝がわるくなり水分や乳酸が溜まります。こうして角膜がむくむ 角膜上皮浮腫となります。
これがさらに進行していくと、さらに角膜の内部まで浸透してしまいます。

予防としては、原因が<酸素不足>とわかっていますので
まずは酸素不足に陥りやすいコンタクトレンズの装着時間を短くすることです。

そして、視力矯正として使用する場合は「酸素を良く通す」ものを選ぶことが鉄則です。

コンタクトレンズには、酸素をどれだけ通す製品なのか?という数値が実は計測されていて
「DK/L値」というもので示されています。

(ただし、パッケージや添付文書にいたっても大々的に表示されているものでなく、
製造元のホームページ等に製品スペックとして公開はされているという程度の扱いです・・
DK値というものも表示されていますが、DK/L値を比べてみてください)

角膜浮腫が起こらないようにさせるためには、このDK/L値が24.1以上必要といわれています。

さて、利用中の製品はこの値をクリアーしているでしょうか?!

ちなみに眼科で処方を受けた場合には、必ずこの説明を受けるはずです。
また、当院で処方したレンズでしたら、どのくらいのDK/L値なのかお伝えすることができます。
気になる方は、スタッフもしくは院長までご相談ください。

夜間や休日に、急に具合が悪くなったら?

どんなに元気な方でも、急に具合が悪くなったりすることがあります。そんな時に、どのようにして受診できる病院を探していらっしゃいますか?
病院まず、船橋市では
『夜間休日急病診療所』なるものがあります!
〒273-0011千葉県船橋市湊町2-8-11(市役所別館1階)
TEL:047-424-2327

 

 

そして、『船橋市立医療センター』です。
〒273-8588 千葉県船橋市金杉1丁目21番1号
TEL:047-438-3321
こちらは常に眼科の先生がいらっしゃいますので、安心ですね!

 

どこか近くの病院を紹介してほしいという場合は、
『ふなばし健康ダイヤル24』
TEL:0120-2784-37

年中無休24時間、医療機関を探してくれるフリーダイヤルがあります。

目の場合、急に見えなくなった!!などの症状は
早急な処置を必要とする場合がほとんどですので、異常を感じたらすぐ受診をするようにしましょう!

ついに市販薬がネットで解禁。

数年間の間、薬の販売は「対面販売」が基本とされネット販売ができなくなっていました。

しかし、今年6/12の法改正によってほぼすべての市販薬がインターネットを経由で買えるようになりました。

この問題は、昨年の1月のネット販売業者の訴訟がきっかけになっています。
本来は”薬の説明がなされずに使用されては危険”
との判断から、ネット購入が規制されていました。

しかし、規制される前までは普通にネット販売されていた薬が急に買えないという事態が起きました。
すぐ近くに薬局があり、市販薬が手に入る方にとっては
さほど不便になるということはありませんでしたが、
足が悪くて外出がままならない、もしくは離島などに住んでいて、近くに薬局がない
などネット経由でしか手段がなかったという患者さんにとっては
非常に大問題でした。

結局、訴訟はネット業者側の勝利で、販売規制が全面的に解除されたというわけです。

以前よりこのブログでも取り上げてきた内容ですが、
薬のネット販売自体は大変便利なものです。
ですが、『本当にその薬を投与して問題ないのか』『誤った使用法をされないか』等、
当初の問題点が解決された訳ではありません。

買い求める側が、誤使用をしないように自己防衛をしっかり果たす責任も大きくなったわけです。ネット販売も便利なものであることには変わりありませんので、
上手に活用するようにしましょう!

大豆はお好きですか?

「大豆イソフラボン」

とか、

「大豆たんぱく質」

とか。

聞いたことのある名称だと思いますが、「大豆」は非常に美容と健康、さらにはダイエットにまで役立つ食品だということをご存じでしょうか?

まずは大豆が含まれる有名な食品では

大豆
「豆腐」

「納豆」

「蒸し大豆」

「豆乳」

などが思い浮かびます。近くのスーパーなどでも簡単に入手できると思いますので、毎日
積極的に食べていくとよいでしょう!

まずは「大豆イソフラボン」

これはエストロゲンというホルモンに非常に似ていて、エストロゲンというホルモンが減少すると脂質の代謝が落ちます。そうすると、太りやすい体質になります。これを食品からでも摂取してあげれば、太りにくい体質になるというわけです!

また、エストロゲンホルモンは女性の更年期障害を緩和する力がありますので、健康という面でも一役買ってくれることでしょう。

「大豆たんぱく質」

これは、内臓脂肪を減少させることが実験でわかっており、脂肪の燃焼を促進する働きがあります。

他にも、

★食物繊維
★ビタミン
★ミネラル
といった、体内環境を保つのに必要な成分がたくさんとれます。

今の食事に大豆がない!!ということでしたら、
是非、加えてみてはいかがでしょうか。

天気が悪いと見えにくいのは何故?

「体調の良い悪し」、「測定する時間帯」などによって、視力が出やすい時と
出にくいときがあります。
身長とかもそうですよね、朝に測定するほうが高いということがあります。

では、いつもと同じメガネやコンタクトレンズをしているのに、
雨の日になると視力が出にくい!
というのは、ホントでしょうか?ウソでしょうか?

雨と視力

 

 

 

 

 

正解からいいますと、【ホント】です。

これは以前にもチラっとお話しした「焦点深度(しょうてんしんど)」というものが関係してきます。

晴れている日は、明るいので眩しくないように瞳孔は縮んでいます。
この瞳孔を通常の大きさとしたとき、
雨の日は、晴れの日に比べて暗いので、瞳孔が通常より開き気味に(大きく)なっています。
瞳孔の大きさは常に光の量を調節して、眩しくないように働いています。

そのため瞳孔が通常より大きく開いてしまっていると、ピントが合わせにくいのです。

これはどなたにでも起こることで、
生活上、支障がでなければ気にする必要はありません。

しかし、ストレスになるくらい見えにくい!!ということでしたら、
度の調整やその他の病気の治療が必要になる場合もあります。
一度眼科医にご相談ください。

生活保護の適用。

日本の憲法では、最低限の生活を送るために国が援助をしてくれる制度があります。

”医療” についても同じで、定義上、
『病気や失業などで収入がなくなったり、あるいは減少して生活に困った人が、自分の資産や能力を活用したり、親族の援助を受けたりしてもなお、暮らしていけない場合に、その程度に応じて最低限の生活を保障して、自立できるように援助する制度』
とされています。

申請をして認定されると、病院を受診するときに

【医療券】

が発行されます。

生活保護認定を受けた場合は、保険証のかわりにこの医療券をご持参ください。
(社会保険と併用の方は、両方お持ちください。)

医療券は、船橋市役所の生活支援課で発行してもらいます。
認定を受ける時に、担当の方がつくと思いますので、その型にお申し出いただきます。

土日などで、市役所がお休みの時は
先に受診をしていただくことができますが、お休み明けの月曜には船橋市役所へ受診した旨連絡をするようにしてください。

目に異常がある時は、コンタクトレンズを外してください。

目が炎症を起こし、眼科を受診。
コンタクトレンズを使用している患者さんにトラブルはつきものです。

使用者は、視力の矯正はもちろんですが
「見た目」もやはり気にされている方も多く、炎症が治まるまで

”メガネ使用”

の指示が先生からでると、なんとかコンタクトをつけたまま治せないかということで
食いさがり?!ます。

「炎症を起こしていても、コンタクトを受診するまでは装着してきたわけだし、痛みはないっ!」
「メガネではどうにも仕事にならない!」
「恥ずかしくてメガネでは学校に行けない」 など。
患者さん側のおおかたの主張なのです。

しかし、炎症を起こしていれば治るまではコンタクトレンズをしない!というのは当たり前のことです。

コンタクトレンズをどうしても外せない理由があり、なおかつ炎症などの程度にもよりますが
ワンデータイプのみなら使用可、となる場合もまれにはありますが

コンタクトレンズをしながらだと
「治癒が遅い」
「良くなっても、また異物を入れることになり再発を繰り返す」
といったようなデメリットのほうが大きくなってしまうのです。

一度スパっとやめて、治療に専念して
治ったらまた正しく使えばよいことですよね。
目は一生使う大切なものなのです。

ニキビ跡や火傷跡にもプラセンタが有効?!

プラセンタは、慢性疾患を改善して健康を保つ効果に非常に優れます。

もちろん美容目的として使用されることも多く知られていますが、
実はニキビ跡や火傷跡にも有効なのはご存じでしょうか?

ニキビは炎症を起こすと、この原因になっている雑菌を退治しようとして「活性酸素」を武器に戦います。赤くぷちっと腫れたようになって見えるのは、この現場を目撃しているようなものです。

活性酸素の破壊力は非常に高く、雑菌だけにとどまらず正常な細胞も攻撃してしまいます。
この正常な細胞が、活性酸素によって破壊されてしまうと
綺麗でなめらかな肌がボコボコとなってしまいます。
なので、活性酸素に攻撃される前に何とかしたいところです。

そして、何故プラセンタがニキビ跡に有効なのかというと
プラセンタには炎症を抑える作用があります。
さらに、活性酸素を除去し、組織の再生を促進する効果もあります。

とくに、ニキビ跡や火傷の跡には、この細胞を修復する力が威力を発揮します。

プラセンタは重篤な副作用などが極めて起こらないものなので、
跡が残ってしまっているのが気になる!!という方は
プラセンタの力を試してみてはいかがでしょうか?

正しく使っていても目が充血?!

コンタクトレンズは正しく使うことが大前提ですが、
正しく使っているにも関わらず、目が充血してしまうことがありませんか?

この充血の原因は【酸素不足】です。
酸素不足による充血

 

 

 

 

目も肉眼ではわかりにくいですが、”呼吸”をしています。
黒目には、見てのとおり酸素や栄養を運んでくれる血管がありません。そのため、目は直接空気中から涙を利用して酸素を補給します。

そのためコンタクトレンズをしてしまうと、酸素の供給を妨げることになります。

酸素が足りなくなると、なんとか黒目に酸素を届けようとして
白目にある血管を広げたり、伸ばしたりして ”呼吸” をしようとがんばります。

そのため、充血したような血管が浮き出るような状態になります。

これは自覚症状として、「痛い!」とか、「かゆい!」とかそういったことはありません。
しかし症状が進行してしまうと、コンタクトレンズの使用はおろか、
視力障害にも発達し角膜移植手術にもなりかねません。

初期 であれば、コンタクトレンズを外すことによって、症状は改善します。

できる限りの装用時間を減らし、メガネを上手に併用すること。
視力矯正上、どうしても必要であれば
”酸素透過率(さんそとうかりつ)”=酸素をよく通すコンタクトレンズを
選んで使用するようにしましょう。

眼科受診時は、アイメイクはタブ~..。

眼科を受診するのですから、【目】を先生に診てもらうわけです。

そのときに、綺麗なアイメイクをしていらっしゃる方がいます。
お化粧もお上手で、素敵~♪と思うのですが、
アイメイク

 

 

 

 
残念ながら、眼科を受診するときにアイメイクを張り切っても診察や検査の際に
落ちてしまう確率は高いです。

目に異常があって眼科を受診するのですから、
瞼をひっくり返したりして、目に触ります。

ですので、お化粧(アイメイク)はもちろんなのですが、
つけまつげなども含めて、診察が終わったら、楽しむようにしてくださいね!

眼科側もメイクをなるべく落とさないようにと、気を付けていても
取れてしまうと、何というか・・・こう、罪悪感が残ってしまうのです。

また、腫れた目を隠すようにオレンジや茶系のアイシャドウなどを
塗ってしまっていた方もいますが、
是非、かわりに軟膏を塗ってあげて下さい♪