冬でも紫外線のダメージは怖い!

私事ですが昨日、おとといと長時間車に乗っていました。冬といえど太陽の光はあなどれません。まぶしいながらも太陽の光をよけつつ運転すること6時間。車に長時間座っているって、本当に疲れますよね・・

目的地へ到着し、バッチリメイクもさっぱりと落としお風呂からあがってよーーく顔を見てみると赤い斑点やら目頭のあたりに水ぶくれが!!入る前までは、何ともなかったはず。特にアレルギーの出る食事とかは、いっさいとっていないのにこの肌荒れっぷり&目の血走るような充血!もしやこれが紫外線の恐怖のパワー!!冬にもかかわらず、SPF値50の日焼け止め(・・少々やりすぎですが)を首までばっちりと塗りこんできて、この状態です。塗ってなかったらどうなっていのか、恐ろしくなります。ビタミン剤やら、沈静パックを携帯しておいた事に救われました。

シミは紫外線照射によるメラニンの過剰生成が原因です。ちゃんと生成を止めるように脳から指示がでないとどんどん増え続けます。また、紫外線は活性酸素発生の原因にもなり、老化を進めてしまいます。ともかくケアはダメージを受けた直後に行うのがもっともリペアに効果的です。注意していても、完全に防ぎきることは難しいですから受けてしまったダメージはすぐさまケアをすれば大事に至ることは少ないでしょう。私の今回のケースも、ひどい炎症が起きましたが、翌朝にはほぼ腫れは引いてしまうような一過性のものでした。目頭の腫れは少し残った状態でしたが今は解消しました。

冬だからという油断はならないですね、気をつけていきましょう。

アレルギーのある方はコンタクトレンズ選びにもご注意!

コンタクトレンズを使用する際は、もともとあるアレルギー性の結膜炎にも十分注意が必要です。何故かというと、コンタクトレンズに付着してしまう変性のたんぱく質が抗原となり、アレルギーを悪化させてしまうからです。

アレルギー体質の方は、コンタクトレンズの使用は最小限にし汚れの付着しにくいコンタクトレンズを選ぶことが望ましいです。例えば、ソフトコンタクトレンズには、イオン性と非イオン性の材質があります。「非イオン性」の材質の方が汚れが付着しにくいと言われていますので、アレルギーのある方はこちらの素材を選択するほうが、快適に使えるはずです。また、通年タイプよりは定期交換タイプ、定期交換タイプよりはワンデータイプのほうがより清潔なコンタクトを目に入れることができます。

ハードコンタクトレンズでは、基本的に酸素をよく通すものだと汚れが付着しやすいという性質があります。酸素をよく通すということは重要ですが、汚れがついてしまっては折角のレンズの特長を語ることができません。汚れ付着防止用のコーティングなどされている製品を選ぶことが大切です。市場にでている商品は数多くありますが、製品特長はひとつひとつ違うものです。目の状態を先生に診てもらった上で、どんなコンタクトレンズが合うのが検討してみてください。

脂肪溶解注射で顔の輪郭もスッキリ!

脂肪溶解注射は、難しいとされる部分痩せを実現させてくれる嬉しい施術です。体重を落とすのは結構簡単ですが、二の腕や太ももなど部分的に脂肪を落とすことはかなり難しいことです。脂肪溶解注射を打つと、肥大し固まった状態で血管を圧迫していた脂肪が血中に取り込まれ血流に流されていきます。実はこの脂肪溶解注射は、顔にも打つことができます。

骨格筋が発達して顔の輪郭が張ったタイプ(エラが張った感じ)の方はボトックスのほうが効果的ですが、脂肪が原因で2重あごの症状が出ているというケースでは脂肪溶解注射がむいています。顔だけほっそりさせる!なんて、普通の食事制限ではとても難しいです。実際に私も体験してみますので、結果は後日お知らせしたいと思います。

顔に脂肪溶解注射を打ってからのダウンタイムは約1週間です。お化粧などは普通にすることができますが、顔は腫れます。赤い炎症を起こしたような腫れではなく、
「おかめちゃん」みたいなオタフク顔に腫れます。打った後は大きめのマスクで、顔を隠して仕事しています。今は冬なので、ウィルス対策にもなり、一石二鳥?!と考えたりもします(笑)しかし、マスクを外すような状況。例えば友達とディナーなどの予約とかうっかり入れてしまうと大変恥ずかしいのでご注意を!

しばらくは、しこりとまでは言えませんが、注射したあたりにゼリー状?のようなものが詰まっている感じがします。普通にしていれば特に気にならない程度ですが、手で触るとよくわかります。施術後は、やはりマッサージが必要ですね。自宅用の超音波美顔器などをお持ちなら、併用をおすすめします!

針も一番細いものを使用していますので、施術中の痛みはほとんどありません。
ちょっとチクッとする程度でしょうか。ご興味ある方は、是非ご相談ください。

待合室での飲食について。

医院内での、待ち時間。当院は小さなクリニックですので、待合のスペースも少々狭いですが、すぐに椅子が空けられるよう極力待ち時間が短くなるように院長、スタッフともども頑張っています。

待ち時間は、携帯を見た新聞や雑誌を読んだりくつろいで頂いていると思いますが、是非とも患者様にもご協力して頂きたいことがあります。

それは「院内での飲食」についてです。

待ち時間にお菓子をポリポリかじる音、自分で思っている以上に結構、響きます。そのため検査中に気が散ってしまうという患者さんもいらっしゃいます。ひどい場合は床にこぼしてカーペットに菓子屑が散ってしまうなんてこともありました。

また、臭いの出るファーストフードの袋からポテトをつまむ。音は出ませんが、油の匂いがたちこめてちょっと不快な感じを受けてしまう患者さんもいます。ジュース類についても液体なのでどうしてもこぼれてシミになることがあります。スタッフが拭いたり片づけを行うことになると、待ち時間がさらに長くなってしまいます。

飲食をしている方は満足でも、それを見ている方が不快に思う場合があります。クリニックに滞在しているほんの少しの時間なのですから、 患者さん同士が快適に過ごせるようにお互いに気遣っていただければと思います。

院内にも数か所「飲食禁止」の旨、掲示させて頂いてます。ご協力を是非ともお願いします。

赤ちゃんが着けるコンタクトレンズ

赤ちゃんにコンタクトレンズ?!と疑問に思われるかもしれませんが、治療上必要と判断されたときに赤ちゃんの目にもコンタクトレンズを入れることがあります。目的は視機能の成長のためです。主に先天性白内障や水晶体の偏位などの手術後に入れるというのが一般的です。

どんなコンタクトレンズかというと、手術後に超強度の遠視矯正用度数を入れたコンタクト「主にハードコンタクト」をつけるというパターンが多いです。全身麻酔をかけて、コンタクトをつけるために必要な検査を行なうのでとても大変なのです。

大人でも、ハードコンタクトレンズなんて入れたらゴロゴロ異物感があって、涙がでたりするのに赤ちゃんに入れたら可哀想と思うかもしれません。しかし、これから成長して生きていくための視力発達を考えると、どうしてもいれなくてはならない場合があるのです。また、視力の発達途中ですので度数は急激に変わりやすく何度も調整していくことが必要です。

さらに、赤ちゃんは自分でコンタクトの着脱なんてできませんから、自宅にいるときはご両親が行なうことになります。両足の膝で赤ちゃんの頭をはさんで固定し、手足はタオルケットなどでくるむようにして着脱をします。端から見ると残酷な風景に見えますが、この時期の赤ちゃんには、何をされているかという概念がないといわれていますので、特に恐怖心を抱いたりすることはないと言われています。いずれにしても、赤ちゃんがこれからの人生に必要とされる視力が確保されるということが最優先です。(また、当院では残念ながら赤ちゃんへの処方が設備上行なうことはできません;すみません・・)

レーシックは近視の進行が落ち着いてから。

レーシックはわずか30分程で近眼が治せるという画期的な手術です。日本でも年々この手術症例が増加し、価格的にも安いところでは20万程度と一般市民のA子でも出せない価格ではなくなってきました。術後の生活は、起床時にすぐさま物が見えるという素晴らしい視界を手に入れることができます。医学もどんどん進んでいきますね。

しかし、一つ考えていただきたいのはそのリスクです。「レーシックをしたのに見えにくくなってきた。」これが患者様から相談を受ける残念な症状のひとつです。折角、近視を治す手術をしたのに手術後にまた近視の度が進んでしまったというパターンです。何のための手術だったのかと、本末転倒となります。

一般的に近視の進行は成長期をすぎた20歳くらいを目安に変動がなくなることが多いようですが、その後いっさい視力変動がないとは限りません。大人になってから視力低下が起こる人もいます。

レーシック後は角膜の形状が術前とは変形しています。眼鏡はともかく、コンタクトレンズを装着すること自体が困難になる場合が多いです。(数多く見てきましたが、レーシック後に再度コンタクトレンズを着けられた方はごくわずかです。)これ以外にも術後の感染症などでニュースになった事件もありました。目は一生使用していくものですので、手術をする前によくメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。

メルスプラン専用ハードコンタクト「ティニュー」

メニコンのハードコンタクトはレンズは、発売当初からその性能の高さに定評があります。市販されているのは「メニコンZ」「メニコンセレスト」「メニコンEX」
といった商品ですが、メルスプランという定額制会員になるとメニコンZのさらにワンランク上の商品「メニコンティニュー」が使用可能になります。

メニコンティニューはレンズの酸素透過性や安定性はもちろんのこと、さらに着け心地の良さをだすためにレンズの周辺部分をものすごく薄くしています。ハードコンタクトレンズは、瞬きをする度にまぶたの間にレンズが入りこみます。この時にレンズの周辺部とまぶたが瞬きの回数分だけ接触するのです。これがハードレンズ特有の異物感です。この症状を軽減させるために作られたのがティニューです。初めてコンタクトレンズをするという方でも他のハードレンズと比べれば、異物感が極めて少ないレンズのひとつでしょう。

今までハードコンタクトレンズを使用されていた方に試しに着けていただくと、「何も目に着けていないみたい」「軽い感じかします」という感想をいただきます。私A子自身はソフトコンタクト使用者ですが、東レのブレスオーハードの並んで違和感のないハードコンタクトのひとつです。

ティニューは定額制メルスプランに入っている方だけが使用できるコンタクトレンズですが、興味を持たれた方は1ヵ月間無料体験ができるというサービスがあります。さすがメニコン社ですね。実際にレンズを持ち帰って、1ヵ月間は無料で貸し出ししてくれるというものです。生活上で使ってみて、もし合わないということであれば返却すればよいだけなので気軽に試せますよね。

洗眼用品って良いですか?

こういう仕事をしていると、各種某メーカーの洗眼剤(アイ○ンなど)についてよく質問を受けます。「洗眼用品って良いですか?」という漠然とした質問です。興味はあるけど、どうなんだろうという気持ちで尋ねられていると思います。とくにコンタクトレンズを使用している方は目がゴロゴロしたりくもったりすることが多いため、目を洗いたいって思いますよね。専用のキャップに液を入れて、液の中で目をパチパチとさせて汚れを落とす。終わった後は、さぞスッキリすることでしょう。

洗眼商品そのものについては、否定はしません。用法を守って使用していただければ、目を清潔に保つためにもよいのではないでしょうか。

しかし、少し気をつけていただきたい点もあります。眼科の先生によっては様々な見解があるようで、推奨される先生もいらっしゃれば懸念を示す先生もいらっしゃいます。具体的には、次のようなことが考えられます。

◆キャップの中に溜めた液に何回も目をパチパチするのは、衛生上良くない。本来であれば洗眼は流水を使用するべきだ。

◆頻繁に洗眼することによって、汚れだけではなく脂質成分をはじめ目を保護する成分まで剥がれてしまう。結果的にドライアイ症状を悪化させる恐れがある。

といったものです。確かに、これも一理あります。特にドライアイの方は、洗眼後すぐはスッキリした状態になりますが、その後がちょっと考えさせられます。メリット、デメリットについてよく考え使用することが大切ですね。

防腐剤の入っていない点眼液。

乾燥が気になる季節、追い討ちをかけるようにエアコンをつけパソコンの画面とにらめっこ!なんて日常を送っていませんか?とくに、コンタクトレンズ使用者にとっては厳しい環境が整えられています。

ところで、ドライアイ用の点眼液といっても多々あります。通常、気軽に薬局でお求めいただくような目薬には防腐剤が入っています。そのため使用回数の制限が指定されています。しかし1日4回までしか点眼できない目薬では足りない!乾いて仕方ない!という方も多いのではないでしょうか?

そういった方は、防腐剤を含まない点眼液の併用をおすすめします。これなら乾燥したときに何度でも点眼ができます。ただし、防腐剤が入っていないタイプは日持ちしませんので、開封したら最長でも10日を目安に使い切るようにします。

種類はいくつかありますが、比較的安価なもので「ソフトサンティア」という目薬があります。
ソフトサンティア(参天製薬)

さくら眼科近隣の薬局さんで、多数取り扱いがありますので船橋近辺では 手に入りやすい目薬です。1本150円~200円くらいが相場のようです。

他にも船橋周辺で見かけるものでは、ロート製薬のCキューブモイスチャージも防腐剤の入っていない目薬です。
ロートモイスチャージ(ロート製薬)

涙は目を守ることのできる大事な防護服の役割を果たしています。潤った状態を保てるよう、ご自身でもできる限りのことはしてみるようにしましょう。

こんなに柔らかいハードコンタクトがあります。

ハードコンタクトレンズって、硬くてゴロゴロするというのが一般論です。しかし、下の写真を見て下さい!こんなに曲がってしまうハードコンタクトがあるのです。

東レブレスオーハード

このハードコンタクトは東レから発売されている
「ブレスオーハード」という商品です。別名、やわらかハードとも言われています。

★異物感に耐えられず、ハードレンズの使用を断念された方。
★ソフトレンズからハードレンズに転向を考えている方。
★初めのコンタクトをハードコンタクトでトライしてみようと考えている方。

試してみる価値は大いにあると思われます。素材の柔らかさも特長のひとつですが、レンズの直径も大きくできているのでハードレンズ特有の異物感を軽減しています。

ただし、レンズが大きく酸素も良く通すという商品は、そうでないレンズと比べると汚れの付着率がどうしても高くなってしまいます。その分、毎日の洗浄をしっかり行う必要がありますから、とくに注意します。

また、この製品の中心部分を更に薄く削って酸素を通す力をUPさせた「ブレスオーハード2 Fit(フィット)」という商品も発売されています。類似品として、ブレスオーハードの周辺部を、グッと薄くしてコンタクトレンズを付けている時の乾燥感を軽減させられる商品「ブレスオースーパーハード」も市販されています。ご存じなかったようでしたら、テスト装着をすることもできますので、気になる方は診察時に院長やスタッフにお申し出ください。