視力検査の「C」の名前を知っていますか?

3歳児検診から始まり、物心ついたときには眼科で視力を測るときに「C」を見れば、穴の開いている方向を答えるように覚えていたはずです。「C」の開いている方向を答え、より小さいところまで答えられれば目が良いという判断になるということまではご周知の通りです。

ランドルト環
では、この見覚えのある「C」アルファベットのC
のようなマークの名前はご存知でしょうか?

これは「ランドルト環」と呼ばれます。日本だけではなく、世界共通の視力検査用の指標です。大人でも子供でも、言葉が通じなくても、検査できます。

視力表で視力1.0に該当するランドルト環の大きさは、高さ7.5mm、文字の太さ1.5mm、文字の切れ目の部分の幅1.5mmの大きさです。視力検査は、視力検査表から通常5m離れて測ります。この切れ目の部分1.5mmが5m離れたところから、切れ目を確認できれば1.0の視力と判断されます。

5mの位置から切れ目が判断できなければ、4m、3m・・・というように、近づいて見るようにし、判別できる位置で視力が決定します。また、視力は1分の視覚で確認できる能力が視力1.0です。(1分=角度を表す単位で、1度の60分の1の角度)具体的には、確認できる最小視覚が2分なら視力は1÷2=0.5、10分なら1÷10=0.1となります。

ちなみに、この「ランドルト環」という名前も、考案したランドルトさんというフランスの眼科医の名前にちなんて付けられているようです。何事もそうですが一番初めに考えた人って素晴らしいですよね。

急に眼がこんなに真っ赤に!!

次の写真を見てください!!!眼が信じられないくらい真っ赤です。自分の目が、突然こんなになっていたら、どうしますか?

結膜下出血

例えば今朝、鏡で見たときは何ともなかったのに、ランチの時に同僚に指摘されてビックリ!周囲の心配を背負い、急いで眼科に駆け込みます。しかし、診察が終わってみれば「処置なし」それどころが「薬も処方なし」。

「・・・?!」

狐につままれたような感じで診察室から出てくる患者さん、多くいらっしゃいます。一体何だったのでしょうか。

これ、診断として申し上げると「結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)」と言われるものです。症状だけは酷く見えるので、ホントに薬もなくて大丈夫なのかと心配になると思います。しかし、見た目とは真逆で結膜下出血は、結膜下の毛細血管が切れて出血したもので、ほとんど痛みなどの自覚症状はありません。

手足にできる痣(あざ)と同じように考えていただくと納得しやすいと思います。見た目は重症ですが、痛くも痒くもありません。眼にできた痣のようなものです。出血は通常2週間程度で、自然に吸収されていきますのでそれを待つだけです。(ひどいものは、数ヶ月かかることもあります)原因も不明なので、赤みが吸収されるのをおとなしく待ちます。

しかし、注意すべき点もあります。例えば自覚症状で、「見えにくさを感じる」「 視野が狭い気がする」などは通常ありませんので、こういった症状が出る場合は、放置は禁物です。また、全身性の病気(高血圧、糖尿病、貧血など)や急性結膜炎などによっても結膜下出血は起こります。他にも、野球のボールとかが眼に当たった、尖ったものが眼にぶつかったなどといった原因でも起こります。これらの場合は、単なる結膜下出血と気楽に放置してしまっては駄目なケースの一例ですので、やはり先生の適切な診断を受けることがベストです。

初コンタクトは、メニコン2ウィークプレミオが慣れやすいかも!

初めてコンタクトレンズをする時。

どの製品が良いのか、

どの製品が目に合うのか、

どの製品が使いやすいのか、

ともかく初めてなので、何をどのように選んだらよいのか全く分からないという患者さんが相談にいらっしゃいます。最近は使い捨てや定期交換タイプのコンタクトの種類が増え、気軽に試せるようになってきています。

製品特長についてはもちろん、目の状態に合ったものを提案させていただいていますが、その中でも「メニコン2ウィーク プレミオ」は初めてコンタクトを使う方でも
とても使いやすいと好評です。

メルスプラン

榮倉奈々さん出演のテレビCMで有名な製品ですのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

2ウィークプレミオ

この2ウィークプレミオが初めての方に向いているかを挙げてみます。

①裏表が分かりやすい、取り外しがしやすい
②酸素透過率の高いシリコーンハイドロゲル素材
③定額制メルスプランでも使用できる

①は、通常レンズの裏表を形で見分けますが、プレミオにはレンズ自体にマーキングがあります。人差し指の上にのせたレンズを上から覗き込むように見たとき、右側に数字の「6」もしくは「3」左側にメニコンのロゴマークがあれば表面と判別することができます。レンズの反り具合はでは判りにくい方もいますので便利です。また、レンズの形状もしっかりしてるので着けやすく、外す時も目にコンタクトが貼りつくような独特のフィッティングにもなりにくいので、外しやすいレンズです。

②については、現在出ている2週間タイプのレンズの中でトップクラスの高い酸素透過率(DK/L値)をもちます。2ウィークプレミオのDK/L値は、161です。通常のソフトコンタクトレンズは平均20~30程度ですから、5~6倍も酸素を通せる力があります。毎日長時間使用することを考えると、酸素透過率は眼の負担を軽減させる重要な指標です。さらにシリコーンハイドロゲル素材は、乾燥感の軽減にもつながります。

③については、初めてコンタクトを使う際、慣れないとレンズを紛失したり、破いたりとトラブルがつきものです。レンズの消耗枚数が激しいと、何箱も買い足さないといけません。そんな時に定額制メルスプランを選択されていると、もしもの時にもレンズ購入代金が課金されずに、新しいコンタクトが受け取れるというメニコン社の独特なシステムレンズの対象になっています。月々両眼¥2,100+税の会費制です。(もちろん、会費制ではなく通常購入する方法もあります)

初めてコンタクトレンズを使ってみようと考えている方には大変使いやすい製品なので、選択肢の1つとして検討してみてください。

食べる順番を変えて健康に。

毎日3回の食事ですが、きちんと栄養を考えて食べていますか?食べ過ぎでも、高カロリーな物ばかりを食べても体によくありません。しかし、気をつけてはいるのに血糖値がコントロールできなかったりダイエットにつまづいているという方に朗報です。同じ食事でも、食べる順番を変えることで、大きな差ができるようです。

今朝の某ニュース番組の特集で、食べる順番を変えるだけで、血糖値の上昇が抑えられるということが実証されたと報道されていました。

以前、糖尿病の話をしましたが、(http://www.sakura-ganka.jp/blog/?p=234)糖尿病の合併症である「糖尿病性網膜症」は、糖尿病自体を何とかしないと改善にならず特効薬がないと言われています。眼科でも関係ない事とはいえませんので取り上げてみました。

その特集のなかでは、ある内科クリニックさんで食後の血糖値の上昇を実験したそうです。

1) 普段どおりに食べる。
2) 指定した順番で食べる。

食事後、血糖値の上昇に、明らかな違いが出ていました。

1)普段どおりに食べる
多くの方がいろいろな食材をまんべんなく食べていくという方法で食べていました。

おかずを食べて、ご飯を食べて、野菜、お味噌汁、またご飯、野菜、おかず・・・・などといったように「違うものをちょっとずつ食べていく」というのが一般的です。この食べ方だと、食後1時間後あたりに血糖値が急激に上昇していました。

しかし、この食べ方を

2) 指定した順番で食べる

指定順は次の通りでした。
1)野菜などの食物繊維 → 2)おかずなどの、タンパク質 → 3)ご飯などの炭水化物

この順番で食べきった場合はどうでしょうか。先に摂取した食物繊維が炭水化物(糖質)が血中に吸収されるのを緩和する働きをし食後血糖値は急上昇せず、なだらかに上がって元の状態に戻るという結果がでていました。

炭水化物は、食べるとすぐに体内に吸収されますので、一番先に食べると真っ先に体内へ吸収され食後血糖値を急上昇させます。これを緩和させるために、食物繊維を先に体内に入れておくというのは効果的なのですね。

普通に生活している方の中でも、糖尿病予備軍などと呼ばれる方増えているそうです。糖尿病患者さん+予備軍で成人全体の2割(約2,200万人)もいるそうです。
食べ方一つで、改善できるのであれば実践してみる価値がありますがよね。さらにこういった高血糖状態のコントロールに加え、ダイエットにもつながります。この方法なら、余分な糖質の吸収を抑えることができますので、同じ量を食べても太りにくくなります。是非参考になさってみてください。

盲点を見つけてみよう!

「盲点(もうてん)」という意味を辞書で調べると、このように記載されています。

” うっかりして人が気づかず見落としている点 ”

使い方としては、例えば、仕事のプロジェクトが成功に終わりそうな時、思いも寄らぬミスを指摘されやり直した→「盲点を突かれた」のように使われます。自分では完璧だと思っていたことにも、見落としている落とし穴がある。ということです。他人から見ればたいしたこともなさそうなのに、意外と気づかれないという意味があります。

もう一つの意味として、”医学的に視神経が網膜に入ってくる部分”と書かれています。

さて、この「盲点」とはもともとは眼の中の網膜には視神経が入ってくる箇所があり、この部分は光が入っても認識されず視覚のない部分とされています。これがマリオット盲点と 呼ばれています。(マリオットは17世紀のフランスの物理学者です。星とかもそうですが、発見者の名がつくようですね!)

マリオット盲点は、自分でも簡単に見つけることができます。では試しに実際に見つけて見ましょう。

上の2つの星を見てください。

今、パソコン画面を見ていると思いますので、50センチ程度離れたところがら画面を見ているかと思います。(それより近い位置で見ている方は、50センチ程度離れて見てください)

1)左目を閉じます(または左手で遮蔽します)

2)左側にある白い星を見ます。現段階では、白い星と黒い星がまだ見えていると思います。

3)だんだん画面に顔を近づけてみてください。
それまで見えていた黒い星★が 、パッと消えるところがあります。

この黒い星★が、マリオット盲点に入ったため、視界から消えます。

いかがでしょうか?ご自身のマリオット盲点は見つかりましたか?日常生活では、このマリオット盲点は気がつかないですし、気にもならないものです。眼科的にも全く問題ありません。しかし、何か大きな仕事を大成する直前などに「盲点を突かれた!!」なんて思うことのないようにしたいですね!

ちなみに、余談ですがさかのぼる事、ン十年前。「ドラえもん」のコミックを読んだとき、この原理のことをドラえもんが説明していました。石ころ帽子?か何かの秘密道具を出すときに、人の目には見えない盲点があり、それを利用した道具だとか言って、いじめっ子に見つかりたくない、のび太君に出していました。結構、ドラえもんって子供ながらに読んでいましたが、科学的な説明が多々出てきた記憶があります。

線の太さは均等ですか?

眼科にいらした事があるなら、見覚えがあるようなこんな表です。時計の針みたいですね。視力表によって若干の画像は違いますが、これがなんだかわかりますか?

 これは乱視表と呼ばれます。まず、円の中心を注目して見ます。そこから外に向かって伸びている放射線を見比べます。「太さは均等ですか?」こんな感じで、視力検査のときに聞かれると思います。これは何の検査かというと、乱視があるかどうかを調べている検査です。この画像では分かりづらいかもしれませんが、この線の太さが均等に見えないという方は乱視があるということになります。

乱視がある方の見え方は、例えば縦のライン12-6の線のあたりが太い、3-9の横の線のあたりが太いなど線の太さが均等(平均的)に見えません。乱視であると物がダブって2つに見えると訴える方が多いです。このダブって見える方向も個人差があり、縦横斜めなど様々です。乱視の矯正をしっかりしないと、眼精疲労の原因にもなります。

これも屈折異常(わかりやすく言えば、眼の異常)の一つです。放置せずに、きちんと眼鏡やコンタクトレンズで矯正してスッキリとした視界を確保するようにしましょう。

子供に眼鏡をかけさせるべきか。

様々な家庭教育がなされる中で、個性多いお子さんが当院にも沢山来院されます。そこで、お子さんの眼鏡についての質問でよく受ける2つの内容について検証してみます。

1つめは「眼鏡は何歳の子供から掛けられるのか?」

これは何歳という決まりはありません。よぼどの治療的要素があっての事でなければ、平均的には3歳くらいから自然に眼鏡の装用ができると言われています。3歳に満たなくても、その子が便利で使ってみたいなどと興味を持った場合は、2歳くらいでも使用できるようです。我が子に眼鏡をかけさせたくない、またお子さん自身も眼鏡をかけたくない等いろいろ事情はあるようですが、必要な視力が確保できないのは生活上において大変不便なことです。

また、意思表示がうまくできない小さなお子さんの場合はご家族の方がちゃんとお子さんの視力に問題がないのか、気にしてあげる必要があります。特に3歳児健診などで視機能異常の指摘を受けた場合は、放置せずに必ず精密検査を受けるようにしてあげてください。

もう1つは、「無理にでも眼鏡はかけさせるべきか?」という点です。

結論から言えば、無理にでもかけさせる必要があるケースが存在します。

一般的に目が悪いというと近視の子を対象に言われているかと思います。学校からのプリントで、視力判定BとかCとかは、近視の状態の子がほとんどです。こういったケースの場合は、生活上不便がないいようなら無理にかけ続けさせる必要はありません。例えば、黒板が見えにくいときだけ使うなどで十分です。成長期のむやみな眼鏡の装用はお勧めしません。

しかし、眼科的に見逃せないのは遠視の子のほうです。斜視や弱視の原因にもなり、成人したときには調節力の低下にともない、相当の眼精疲労をもたらすようになります。検査をすればわかる事ではありますが、日常生活の中でも強度の遠視の子にはいくつかの行動パターンがあります。

日常生活をよく観察してみてください。次のような事が思い当たりませんか?

・瞬きを異常なくらいする。
・他の子に比べて、落ち着きが少ない。
・飽きっぽい、諦めが早い。
・目を細めながら物を見る。
などが一般的な行動パターンです。

少しでもおかしいなと思ったら眼科を受診して状態を確認するようにします。測って何事もなければそれで安心できますし、異常が見つかれば早期発見は重大な疾患を未然に防ぐことにもつながります。そして、強度遠視のお子さんは常時眼鏡を掛け続けさせてください。眼鏡には、コンタクトレンズと違い容姿的コンプレックスを持ったり、煩わしさを感じて掛けていたくないと思ってしまう子もいます。気がついたら眼鏡を外してしまっていたりすると、治療の効果が期待できなくなってしまいます。遠視の場合は「治療のため=薬を飲むようなもの」と割り切って、必要な眼鏡は必ず掛けさせるようにしてください。目が見える世界って素晴らしい事だということをお子さんに是非教えてあげてください。

バイオフィニティをご存じですか?

コンタクトレンズの商品ですが「バイオフィニティ」をご存じでしょうか?また「クーパービジョン」という製造メーカーについてはいかがですか?

このクーパービジョンというメーカーさんは、いっさい製品の広告をしません。ですので、メディアへの露出が全くありません。もし、一般の方でご存知の方がいらっしゃれば、かなりのコンタクトレンズ通といえますでしょう。さらに付け加えますと広告費は製品の開発費に充てているため、陰ながら本当に良い製品が多いのです。長年知らずに使用している患者さんも多いアクエアシリーズもその一つです。

同社の製品の中でも新しく登場したのがバイオフィニティです。2週間定期交換タイプです。
バイオフィニティ
酸素透過率抜群のシリコーンハイドロゲル素材で、なおかつレンズの初期装用時から、最終日まで快適に使用できると、オススメした患者さんも大満足される方の多い製品です。シリコーンハイドロゲル素材のものだと、レンズが固かったり、親油性のため表面が曇ったりといった訴えが多かったのですがその点も大きく改善されています。

私A子自身も使用してみましたが、着けた瞬間に、ふわっと軽い感じという感覚です。数時間後も最終日あたりでも初日と変わらない使用感でした。通常のレンズでは2週間交換間近だとゴロゴロしたり乾燥しやすくなったりもしますが、このレンズではそういったことは感じませんでした。また、私の目のカーブも比較的キツイ数値ですが、違和感ありませんでした。個人差はあると思いますが、一度は使用してみる価値のある製品と思えます。新しい発見があるかもしれません。

黒目に血管はあると思いますか?

鏡をのぞきこんで白目の部分をよく見てみましょう。赤い毛細血管が見えると思います。これは当たり前のことなので、心配することはありません。

しかし、ソフトコンタクトレンズを長時間
使い続けている方の眼をみてみると・・・・

えっぅ!!血管がこんな角膜(黒眼部分)にまである!!という方が
いらっしゃいます。

そもそも血管は、酸素や栄養素を運ぶ大切な役割がありますが、
角膜 は物を見るために、透明でなければならない組織です。
ましてや、血管なんてあったら大変なことになりますよ!

元々は血管などないのが正常ですが、
眼の酸素不足状態が続くと、酸素を取り入れようと、血管が角膜にまで
伸びてしまいます。
これは「角膜血管新生」と呼ばれ、ソフトコンタクトを長時間使い、眼の
酸欠状態が続いていると起こります。
角膜中央部に向かって、血管が伸びていきますので、放置し続けると
失明の恐れがあります。

また、自覚症状は全くと言ってよいほどありません。
視力が徐々に低下して、気づいたときには、かなり悪化している状態に
なっているはずです。

こういうタイプの眼の疾患は、ともかく ”予防” が重要です。

ソフトコンタクトではなく、ハードコンタクトや眼鏡に切り替える。
ソフトしか使えそうもないなら、酸素透過率の高い製品を使い、
使用時間を短めする。定期検査を受ける。

などなど、面倒くさいようにも思えますが、
注意するのと、しないのでは大きな差がでるはずです。
また、角膜血管新生が初期の段階であれば、ソフトコンタクトを止め、
ハードコンタクトする程度で改善されます。
しかし、酷くなるとコンタクトレンズ自体を中止することになります。
中止しても、すぐに状態が回復することはないので、また時間をかけて元の
状態に戻していく必要があります。

こうならないよう、ソフトコンタクトレンズユーザーの方は十分な注意が
必要です。

また、角膜だけではなく、網膜や虹彩なども血管新生にならないよう
気をつけたいですね。

 

睫毛(まつげ)が刺さって痛い!!何とかする方法ない?

上まぶたの睫毛は、上に向かってクリン!!

下まぶたの睫毛は、下に向かってクリン!!

正しい方向に睫毛(まつげ)が生えてくれればまったく問題ありません。しかし、たまに逆方向に睫毛が生えてしまい黒目(角膜)に当たってゴロゴロと異物感を感じたり、目に刺さるように痛いという方もいらっしゃいます。

この症状が乳幼児に起きた場合は、痛いとか言うことができません。そのため、まばたきが異常なくらい多くなったり充血や目ヤニがでているなどしますから、注意深く見てあげる必要があります。

実際の対処法としては、おかしな方向に生えている睫毛を抜く処置をするとしばらく快適に過ごせます。定期的に抜去していく必要がありますが、一番手っ取り早く、確実な方法です。(むやみにご自身で抜いてしまうと、細菌感染したり危険なので先生の処置を受けてくださいね!) また、細い針を毛根に差し込んで、生えてこなくする方法もありますが、毛根に当たらず失敗することも多いようです。

他にも裏技というわけではありませんが、ソフトコンタクトレンズを装着するとコンタクトレンズがカバー替わりとなって、睫毛が目にチクチク刺さる違和感が改善されます。