使用後のレンズケースはどうしてる?

コンタクトレンズの消毒や保存に使用するケース。毎日の手入れが終わって、レンズも目に装着完了☆スッキリ見えるようになった後、そのケースはどうしていますか?

洗浄の取り扱い説明書には、挿絵入りでどのように洗浄保存するのかという「コンタクトレンズを洗うこと」に重点をおいて書かれています。大変重要なことですので、当然のことなのですが、ケースの存在については小さな走り書き程度、すみっこにちょっこっと書いてあるだけという場合が多いのです。

コンタクトレンズとケース各メーカーや製品によって表現は様々ですが、まとめるとこんな感じでケースは手入れをしましょうと書いてあります。

1) レンズを取り出した後の液は再使用ができません。ケースに残った液を捨てます。

2) 水道の流水でケースの内と外側、そしてフタの部分も指でよくこすり洗いします。この際、洗剤などを使う必要はありません。(使用すると洗剤成分がレンズケースに残ってレンズに影響を与えてしまうことがあります。)

3) 洗浄したケースは本体、フタの部分も含めて完全に自然乾燥させます。綺麗に洗っても濡れたままでは雑菌が繁殖することがあります。

また、朝コンタクトレンズを装着して、すぐにケースを持って出掛けたい際はケースの自然乾燥の時間がとれないという方もいらっしゃると思います。そういった場合は、ケースを複数用意して前日の手入れ用のケースと外出用のケースを分けて使用するようにします。

レンズケースも1~2ヶ月毎に真新しいものと取替えるようにします。ほとんどの製品に、ケースはセットで付いていますので、液体ボトルを使い切るのと同じくらいのタイミングで使い捨てていきます。

せっかくレンズを綺麗に洗浄しても、ケースが原因で目に炎症を起こしていたら残念でなりませんから、ケースもしっかりと手入れをしましょう。