2ウィークプレミオ遠近両用、メルスプランでも使用できます。

プレミオ遠近両用使用感はもちろん、見え方にも高評価な声が多いメニコン社のプレミオ遠近両用コンタクトレンズ。もちろん、メルスプランでも利用が可能です。

遠近両用コンタクトレンズは一般的な価格から考えても、普通のコンタクトレンズよりもコストがかかります。中でも、シリコーンハイドロゲル素材(高酸素透過性)レンズは、どの販売店さんでの取り扱いを見ても販売価格は高価です。

メルスプランですが、メルスプランであれば月々の定額性になるのでかなり利用しやすいものとなります。会費は月々両眼で2,400円+税です。仮に途中ででレンズが汚れたり、破れたりしてレンズの消耗枚数が増えても課金がありません。さらに、遠近両用コンタクトは微妙な度数の調整が結構頻繁にしたくなったりという方も多いのです。そういった点も含めると、使用する箱数に対する課金がないのは大変助かるものです。

また、実際に目に合うかどうかもメルスプランレンズ無料体験で確認することもできます。当院でも処方取り扱いをしていますので、遠近両用を考えているという方はお気軽にご相談ください。

視覚障害の等級について。

最近世間を騒がせている知事さんの金銭感覚には驚きですが、こういった無駄なお金の流れを絶って、もっと困っている方にきちんと行き届けられるようにならないのでしょうか。

眼科の分野では、目が見えない!視力が出にくく困っていても、とっても厳しい審査基準があって、補助金などを受け取ることが出来ないという方もいらっしゃいます。

例えばですが、視力障害にも等級があります。1級から6級まであり、最も障害の程度が軽いとされるのが6級です。この条件は「一眼の視力が0.02以下、他眼の視力が0.6以下のもので、両目の視力の和が0.2以上」と定義されています。ここで言う視力は、メガネなどで矯正された視力となります。

視力具体的な例を挙げてみます。
仮に
Aさん「右)0.02、 左)0.5」
Bさん「右)失明    左)0.7」
という結果だと、Aさんは障害者6級認定ですが、Bさんは認定外です。

え?!完全に片眼が失明されているBさんの方が、光すら感じ取ることもできないで、立体感もなく平衡感覚も取り難いのに?!というちょっと驚きに判定になってしまうのです。6級に認定されないということは、健康な方と一緒という分類なのです。

こういった方に出される補助金も、私たちの税金が当てられているのだと考えると、お騒がせな知事さんにお金が流れるなら、是非ともBさんのような方に届いて欲しいものだと願ってなりませんね。

はやり目かも!と疑ったら、迷わず眼科受診を。

25度を超える日が連日続いています。目の病気でも「はやり目」の感染に特に注意しなくてはなりません。

普通の結膜炎と違うのは、細菌ではなく「ウィルス」が原因で炎症が起きているということです。ウィルスは細菌よりも小さいのですが、とても厄介なものです。炎症の症状も見るからに酷く、涙目、メヤニ、視力障害など様々な障害が起こります。ウィルスには特効薬がありませんので、最後は自分の免疫力との戦いです。

はやり目はやり目の場合、1週間ほどの潜伏期間があるので何となく結膜炎っぽいという症状は出ますが、軽症そうなので市販薬で様子を見るという方が多くいらっしゃいます。

ですが、本当にはやり目だった場合は市販薬では炎症が治まるどころか、どんどんと症状が進行していきます。感染力も極めて高いので、家族や友人、職場の方にも知らないうちに感染させてしまっているという事にもなりかねません。

とくにこの季節は、あれ?結膜炎かしらと思ったら、「はやり目かも・・」と疑ってもらって、早めに眼科受診をすること、さらにはやり目の診断がなされる前に未然に感染拡大を防ぐようにしましょう。特に家族で生活されている場合は触った部分の消毒はもちろんのこと、タオル、食器、洗濯物など分けたり、お風呂には最後に入るなどお互いに感染しないように努めます。

また、はやり目は視力障害が残ったりすることがありますから「完治」と診断されるまでは必ず治療を続けてください。

感染症にかかる3つの条件

船橋もだいぶ暑くなってきました。暑くなると感染症のリスクが高まります。とくにコンタクトレンズに付着する細菌は、このぐらいの温度を好んで活動しますので注意が必要です。気をつけたい3点を挙げてみます。

まずはレンズに付いた細菌です。肉眼では見えませんので、使用していたコンタクトレンズに付着しているものと思ってしっかりとレンズを消毒するようにします。

次に、レンズの汚れです。これも肉眼では見えません。タンパク質やカルシウム、脂質など目の中に存在する物質から、外から入ってくる花粉やハウスダストなど様々です。細菌と同様、肉眼で見えませんので付着していると思って徹底的な洗浄を行います。

最後に、目の表面の傷です。目の表面の傷はまずは自分では見えません。また、痛いという自覚症状がなければ傷があるとは考え難いという自己判断の誤りが感染症のリスクをよりいっそう高めてしまうことになります。表面に細かい傷や上皮の剥離があると、そこから体内への細菌感染が開始されます。

角膜潰瘍痛い!と自覚症状が出たときにはかなり重症になっていると考えられます。定期検査、前回はいつ受けたかな・・と思い出せないようでしたら、すぐに傷がないことを先生に確認してもらってください。

ちなみに「レンズに細菌」「レンズに汚れ」「目の傷」の3要素が揃ってしまったら、感染症は発症しているといってもよいでしょう。目には見えない”危険”と考えて、自分で目を守るように努力しましょう。

手軽に買える市販の目薬も、薬なのです。

デジタル社会の中で疲れからなのか、最近目の充血が気になって仕方がない。眼科へ行く時間もないし、ひとまず市販薬で何とか改善にならないだろうかと考えられる方も多くいらっしゃると思います。

目の疲れしかし、一時的に点眼した市販の目薬は効果があったような錯覚に陥ることがたまにあります。さらに充血したときはこれを点眼すれば良くなると思い込み、安易に使用してしまってはいないでしょうか。

眼科医が市販薬を懸念するのは、血管収縮剤が入っている点にあります。このような目薬を長期に渡って使用していないのかが心配なのです。どんな原因で充血しているのかという根本治療を考えると、血管収縮剤の入った目薬は治療と逆行することを行っていることになりかねません。

充血するという症状があるとして、その原因が炎症によるもの、疲れ目、酸素不足など様々な理由がありますが、このとき血管の中では何とか回復できないかと沢山の栄養素や酸素が血液と一緒に運ばれています。まさに不調をきたしているところに必要物資を届けようとして、通常よりも血管を膨らませて沢山の物資を運ぶのです。

しかし、血管収縮剤をそこに投与するとせっかく必要物資を運んでいるパイプである血管が強制的に狭くなります。そのため、外から見ると充血が治まったように感じますが、何故充血していたのかという理由を考えると逆行したことをしていますよね。

さらに薬の効果が切れると血管は再び膨張し、充血が酷くなったように見えます。ここでまた充血を抑えようと血管収縮剤入りの市販薬を点眼するという悪循環が起こります。

自分の使用している目薬は大丈夫かと心配に思われる方は、主な血管収縮剤の成分を挙げてみますので、パッケージなどを確認してみましょう。
「塩酸ナファゾリン」「塩酸テトラヒドロゾリン」「塩酸フェニレフリン」などが記載されている場合は長期的な使用を控えるほうが無難です。また、目の症状で気になることがあればほんの少し時間をつくって眼科を受診するようにしましょう。

カーブがズレズレでも自覚症状がない?!

初診で現在使用しているのと同じコンタクトレンズを処方してほしい!というご要望の患者さんがいらっしゃいます。状態をお聞きすると、見えにくいなどといった不調は全く無し。視力も問題なく出ているようです。使っているレンズのデータもスマホで撮影してきたので間違いないとのこと。

ところが・・・。

ソフトコンタクト使用者本人も全く違和感すら覚えず、ずっと使っていたコンタクトレンズが残念なことになっていることがあります。

レンズのカーブが合っていなくて、「えっ?!レンズがズレる感じはしませんか??」と、思わず質問をしてしまうことが多々あります。

確かに使い捨てコンタクトレンズの場合、レンズのベースカーブと呼ばれるデータは多いものでも3種程度。ほとんどが1種~2種になっているので大抵の方の目にフィットすると見込まれて作られています。しかし、極端に目のカーブがきつい方や緩やかな方が誤った選択をされてしまわれていることがあります。

誤りの原因としては、インターネットで購入したというケースが大多数です。度数は一般の方でも結構気にされる方も多いようですが、ベースカーブというデータは見落とされがちです。これが合っていないと見え方だけではない不調をきたすことになるのですが、使い捨てレンズがソフトコンタクトであるということもあり、我慢できないほどの痛みや不調と感じない方もいるようです。レンズがずれていても、もともとコンタクトってこんなもんだと思っていました~。と仰る方も・・。

目に装着して、ひとまず不便ないからOK!という自己判断が角膜に大きな傷跡を残しかねませんのでご注意を!

たるみ改善にヒアルロン酸注射とサーマ―クール、どちらが良い?

お顔のたるみ改善を希望される方で、多い相談というのがどちらの施術が向いているのか。という点があります。

美肌たるみの改善には、ヒアルロン酸注射とサーマクールを当院ではご用意しています。

ヒアルロン酸注射の良い点や効果的なケースは、
●へこんだ感じになっている部分に膨らみをもたせたい。
●部分的に改善したい場所がある。
●即効性があり、アレルギーや副作用の心配がほとんどない。

サーマクールですと、
●全体的にお顔に弾力を持たせたい。
●自身の肌でのコラーゲンの生成が促進される。
●施術後、効果が出始まるまでに1か月程度必要。
●ペースメーカー装着、ケロイド体質など施術ができない場合がある。

求める結果や要望にもよりますが、部分的な改善から望む場合は「ヒアルロン酸注射」から試してみることをお勧めします。サーマクールよりも安価で時間も15分程度、予約も不要です。また、目の下がくぼんで影ができるような黒っぽいクマにもヒアルロン酸注射は効果的です。対して、時間をかけて広範囲のたるみを改善したい場合は、サーマクールを選択されるとよいでしょう。サーマクールは完全予約制となっています。

いずれも、半年に1度くらいの施術が目安です。

アレルギー性結膜炎があると、ドライアイにもなりやすい。

アレルギーの原因となるアレルゲンは、1年中浮遊しています。杉やヒノキなどの季節性のもであれば、その季節を通り過ぎれば症状は落ち着くのですがそうでない場合は要注意です。

アレルギー性の結膜炎をもっていると、涙の層(涙液層)が不安定な状態になりドライアイの症状を悪化させる原因にもなります。この症状はコンタクトレンズ使用者に多く見られ、BUT(涙液層破壊時間)検査でこの徴候が示されます。
BUTBUT検査は涙が蒸発するまでの時間を調べる検査です。目にフルオレセイン色素を点眼し、まばたきを止めます。正面を見ているうちに目の表面が乾燥し始め、色素が消えていきます。涙液層の破綻した部分が黒っぽく見えます。これまでにかかる時間をBUT(Break Up Time)といい、10秒以上が正常です。5秒に満たなければドライアイの診断となります。3回測定した平均値が検査結果となります。

ちなみに、コンタクトレンズを装着している部分は涙の層が薄くなります。時間を短めに使うことはもちろん、アレルギーの炎症が出ている間はメガネを使用するよう心がけます。また、どうしてもコンタクトレンズを使用する場合は、1日使い捨て・汚れが付着しにくい非イオン性素材・乾燥にしくい素材の製品を選択するようにします。中でもクーパービジョン社から発売されている「プロクリアワンデー」はこれらに全て当てはまります。汚れへの耐性、そして涙の層を安定化させる技術でつくられています。

イボは自然治癒することはありません。

首やデコルテのあたりにポツポツ。

額や目のまわりにポツポツ。

特に病的な症状をもたらすことはありませんが、こういったポツポツできてしまったイボは放置していても自然に消えることはありません。

特に見た目を気にしない!というとであれば、そのままそっとしておくのも選択肢の一つです。ですが、こういったイボは炭酸ガスレーザーでサッと除去してしまうことができます。

レーザー治療イボの皮膚が盛り上がっている部分を炭酸ガスレーザーで除去していきます。施術中の痛みは局所麻酔をするので、全く感じません。周囲の正常な皮膚にはダメージを与えないのも炭酸ガスレーザーの良いところです。治療後、赤みが少し出ることもありますが1~2週間程度で新しい皮膚が再生されます。

当院の治療では、自由診療扱いとなります。料金の目安は直径1mmにつき¥2,000+税です。治療前の院長による無料カウンセリングがありますので、料金も実際にどのくらい必要になるかご案内させていただきます。治療もカウンセリングも予約不要ですので、気になるな~・・という方は是非お気軽にご相談ください。

眼底検査を受ける方は、帰宅時にサングラスがあると便利です。

目の病気を見つけるために、眼底検査を受けようと思っている方は是非サングラスをご持参ください。帰宅する際、まぶしさを軽減するためです。

眼底を検査するときに、瞳孔が収縮してしまうと見える範囲が狭くなりほんの中心部分のあたりしか見えません。そのため目薬で瞳孔を強制的に広げて、目視できる範囲を広く確保します。そして目の奥に異常がないかを発見するのです。

瞳孔を広げなくても、眼底の中心あたりは確かに見えるのですが、眼底内で出血などが起きていないかを見る場合ですと中心部分だけをみてもあまり意味がありません。広範囲が見える状態で確認しなければなりません。糖尿病などを患っている方は、必ず瞳孔を開いて検査しているのはこのためです。

そして検査が終了しても目薬で開いた瞳孔は4時間程度は開きっぱなしです。自然にもとに戻るのを待つことになります。瞳孔を閉じることができないので特に昼間は太陽の光が眩しく感じ、夜でも車のライトなどが眩しく感じてしまいます。