ストレスでも、近視が進行します!

過度のストレスを受けると、近視は進行します。

大人でもそうですが、子供のほうが顕著に症状がでます。
ストレスを受けることによって、目のピントを調節する機能がうまく作用しなくなり、
急に見えにくい・・という自体がおきます。

子供の場合、家庭環境も含め、新学期のクラス替えや授業、友達関係などがストレスとしてのしかかりますが、ちょっと前まで1.0見えていたのに!!今は0.2しか見えないの?!なんて驚いてしまうこともあります。

しかし、早くにわかれば一過性の近視(いわゆる仮性近視)の場合であれば、元にもどすことができます。

元に戻すためには、原因になっている「ストレス」を取り除くことです。

その子がどんなことで悩んでいるのか、困っているのか、一緒に解決してあげることなのです。ストレスによる、目の緊張状態が緩和されれば、自然と戻るのです。

気が付かずに放置してしまうと、本当に近視になります。

特に環境が変わりやすい新学期には注意して、よく子供の話を聞いてあげ注意深く見守ってあげることが必要です。

少しでも異常を感じたら、当人の自覚症状に頼らずに検査を受けるようにしましょう!

目が疲れる方は。

「毎日、目が疲れて仕方がない。何か良い薬はありませんか」最近では働き盛りのサラリーマンの方からこのような訴えが多くなったように思えます。仕事にパソコン使用が不可欠になってきたのがやはり原因ではないでしょうか。特にパソコンは、目に対して強すぎるブルーライトよ呼ばれる光を放ち、目に異常を引き起こす原因にもなっています。
パソコン作業

確かに、目が疲れるので薬がほしい。依頼をすれば眼科医からはビタミンAなどを含んだ目薬が処方されると思いますが、それを点眼したからといって治るわけではありません。

例えば、疲れて眠いという人に食事を出しても、食事をとれば少しは回復しますが、あまり症状の改善はみられません。同じように考えて、目の疲れに対しても目薬をという栄養剤を目に与えれば、改善の手助けにはなりますが 全回復までにはほど遠いものです。

では、どうしたら良いのでしょうか?

単純に、「休んでください。目を休めて下さい。」

これが疲れ目には、一番のアドバイスだと思っています。目がすっきりしている状態で仕事に取り組めば、もっと効率が上がるかもしれませんし、また仕事の良い案が浮かんでくるかもしれません。人間ですから、どこかで適度に休憩をしないと体も耐え切れません。薬ばかりに頼らず、うまくコントロールすることも考えてみるのもよいでしょう。

白内障手術は100歳になっても受けられます。

題名の通り、白内障手術に年齢制限はありません。

高齢になればなるほど、体力や免疫力の低下が懸念され
また、メスを入れて痛い思いをしなくても・・・と、思われる方も多いと思います。
確かに手術中も、水晶体が固くなりなかなか超音波で砕くのが大変だったりなどもありますが
それでも手術が受けられないわけではありません。
実際に100歳を超えられて手術を受けられた患者さんもいらっしゃるのです。

 

眼科側から考えると、むしろ白内障が進んでボヤけて霞んで見える状態でいるよりは
片眼15分くらいで終わる手術を受けていただいて、はっきり見える視界を手にいれていただくほうをお勧めしたいところです。

「見える」=「情報が脳に伝わる」ということは、子供の視力の発達時だけに必要なことではありません。大人になっても絶えず脳に情報を送り続けることは必要なのです。

脳に情報が伝達されてこないと、かえって認知症が進行してしまったり、せっかく遊びににたお孫さんの顔もよく見えない・・・なんて寂しい時間を過ごすことにもなりかねません。
ちょっと勇気を出してみていただくと、明るい世界を見ることができるはずです。

「手術」という言葉を聞くと、大それた事というイメージが浮かびますが、今では白内障の手術は日帰りでも可能な病院もあります。

迷っていらっしゃるようでしたら、先生にも相談してみてはいかがでしょうか。適切なアドバイスをくださるはずです。どの選択をするのがご自身にとって最良なのか、考えてみるのも良いでしょう♪

左右、同じ度数であれば便利ではありますが。

コンタクトレンズを使用する患者さんによく言われることがあります。どのようなことかといえば 「コンタクトレンズは、左右同じ度数にしてください。」ということなのです。

左右同じ度数でつけても、全く問題ない方もいらっしゃいます。しかし、どちらかが先に近視が進んだり乱視の症状が見受けられたときは、それぞれの目にあった処方がなされるのが基本です。

一方、使用しているご本人様からすると「いちいち着けるときに確認するのが面倒」「ケアしたときどっちに保存ケースに入れたか間違えたかも」など、日常での使用時にちょっと使い勝手が悪いというお声があがっているのは確かです。そのため左右全く同じコンタクトレンズなら、こんな手間がなくなるとのこと。仰ることも確かに一理あるのですが、人間の目は2つ存在するのです。

同じように見えますが、体内では実は別器官として認識されているので、近視や遠視の度数とかも違ったりしますし、右目だけアレルギーが症状がひどかったりといったケースもあります。仮に同じ度数のレンズをつけて、右目の視力が1.0、左が0.5。両眼で見れば生活できないわけではありませんが、非常にアンバランスで見え方の質が低下します。

目の疲れや眼位のズレ、視野が狭まる、距離感の誤差など、気づかないうちに異常が生じていきます。多少の見え方の差は仕方のない部分もありますが、差がありすぎるのは考えものです。

目を開けたまま寝ることはできる?!

そういえば学生時代、隣の席にすわっていたクラスメイトには、ある特技がありました。

それは「目を開けたまま寝る」といことです。

本人が言うには、目は開いているので居眠りと判断されることなく、先生に怒られたことがないと・・・。そして何となく目を開きながら寝ているのはわかっているとも言っていたことがあります。

 

特技なのか否かは別として、本当に人間はこんな事ができるのか?と思いますよね。

居眠りをする人

動物や魚類なんかは目を開けて寝るといっても不思議はないのですが、人間は違うでしょう?!と半信半疑ですが、実際にやっている人がいるので、

「目を開けたまま寝る」ということは、人間もできます。できる!という結論です。

 

そこで、A子もいろいろな書物などを調べてみましたが、目を開けたまま眠るという原因は、未だに不明のようです。

 

おそらく考えられる理由としては
●まぶたの筋肉の弱さ
●眼球が大きい
などが挙げられてはいますが、特定はされていません。

さらに、目を閉じて寝ているときは、「まばたき」をしませんが、起きて活動をしているときは、何度もまばたきをします。
目を開けたまま寝ていたら、ドライアイになるのでは?とも思ってしまいますが、このクラスメイトに限っては、乾燥もしない!!と言っていました。
・・・絶妙のタイミングで瞬きが知らないうちになされるのか、涙が自然に分泌されるのか、全く不明です。あぁ、もっと隣のクラスメイトを観察しておけば良かった~。と、今頃になって思います。

まだまだ、人体のヒミツは解明されずにあるということですね。

紫外線による充血。

紫外線アレルギーとでもいいましょうか。外出して帰宅したら目が充血!!とくにメヤニもないし、どうしたのだろう?

これは突如として発症します。今までなかったという方も、急に外出すると目が充血してくるようになります。

紫外線に当たると、目に炎症が起こり表面に傷がつきます。

黒目は、光(紫外線)までも吸収するので、目にとって強すぎる紫外線が照射されると炎症が起きてしまいます。よく言われるスキー場などで発症しやすい「雪目」はこれにあたりますが、最近では外で運動したり仕事をしていても目が充血する!!という方もいらっしゃいます。

この紫外線アレルギーで充血している場合、他人から見える部分だけ赤く、まぶたの下とか隠れている部分は何事も起きていないということが特徴です。

このようにならないように、紫外線 から目を守るのにはサングラスがやはり有効ですが、それだけに頼らずに帽子や日傘なども併せて使用していくことも必要です。

ちなみに、「充血を消す目薬をください」と希望される方がいらっしゃいますが、充血を消す目薬はありません。市販薬の販売キャッチコピーによる語弊か、一時的な結果を言っているのか定かではありませんが・・。

一時的に血管を収縮させて充血してないようにさせるような薬もありますが、根本的な治療を考えていくということが先決です。

視力と酸素。

”目”は呼吸をしています。

肉眼ではかわりにくかもしれませんが、顕微鏡などで目を拡大して見てみるとホンとに呼吸をしているのがわかります。

目に酸素が不足すると、

*充血する

*目が疲れる

といった自覚症状が一般的なものですが、ほかにも

*視力低下

ということにもつながります。

酸素が取り入れられないことによって、目の細胞が老化しうまくピントを合わせられないようになります。

よって、近視・老眼といったような視力の低下をひきおこします。

また、目は酸素が足りないと何とか酸素が供給できないかを考えます。
目は脳の一部です、その解決策は黒目に酸素を送るために血管を伸ばす指示をだしていきます(角膜血管新生)
コンタクトレンズ使用者は、長期的に酸素不足に陥りやすい状態になります。度数を上げると近視が進む!などという都市伝説はありますが、原因は度数というよりかは「酸素不足」が原因で、近視の進行などが起こっているとうのは事実かと思われます。
なるべく、時間は短く使用するよう心掛けるようにしましょう!

 

ちなみに胃腸が弱い方も、血流障害を起こしやすく酸素をうまく目に運んでいくのが苦手で、視力低下の症状が出る方が多い傾向にあるようです。

飛行機内では、メガネを使用しましょう!

飛行機昨日の友人の話で思い出しましたが、飛行機内をコンタクトレンズで過ごす!なんて事はありませんか??

これまた大変な目の障害をおこす危険があります。

 

 

飛行機内の湿度は20%以下とも言われるほど、最高潮に乾燥しています。
(こんな中、よく目の中にいれておけるな・・・と別の意味で感心してしまいます;つけていられる方はよほど涙の分泌がしっかりしているのでしょう。)

湿度が低いところでは通常、表面が乾燥して、ゴロゴロして着けているのが不快になるといった症状ができます。本来ならメガネをお勧めしますが、コンタクトが必要なら「人工涙液(じんこうるいえき)」という、涙と同じ成分の目薬を頻繁に点眼するようにして、乾燥させないようにしましょう。

 

また、フライトの時間が長ければ長いほど、機内で昼寝というか仮眠をとるものです。

起きた時に周りが見えないのは困る?!いえいえ、すぐそばにメガネを置いてあげてください。見えなくて困るということはないでしょう。

そして、コンタクトレンズはつけたまま寝ない!
やっては駄目な事と頭の中でわかっていても、実行に移せない・・ちょっと残念です。
(日常の通勤電車の中でも然りです)

旅行を楽しむために、最低限の使用方法は守るよう心がけましょう。

バレリーナの脚はむくみ知らず?!

アン・ ドゥ・ トロア!の掛け声で何を思い浮かべますか?

そう、『バレエ』ですね!

実は、バレリーナの方々の脚ってむくみ知らずというのはご存知でしょうか?!

 

連休明け、渋滞の車での座姿勢で脚がむくんだという方。
日ごろのオフィス・パソコン仕事で脚がむくむという方。

ちょっと何故なのか気になりますよね。

 

 

バレリーナはつま先を八の字に開きながら、つま先立ちをします。

そして、この練習をたくさんします。

この練習こそ、脚の筋肉を鍛え、ふくらはぎ(脚)の血液循環のポンプ作用を高めて
むくみ知らずな脚になる原点となっています。

 

そもそも脚のむくみの原因は、血液・リンパ液等の水分が脚の細胞に停滞してしまうことで起こります。
体内を巡る血液は心臓から循環して、脚も通っていきますが、地球には重力があるため脚から心臓に血液を戻すのは倍の力が必要になります。
脚の筋肉が鍛えられ、血流が滞ることがなければ、脚がむくむこともありません。

 

脚がむくみやすい!という方は、この血液のポンプ作用を正常にすることによって改善されるはずです。

バレリーナのつま先立ちポーズで、むくまない脚になるやもしれません。

眼科から、脳神経外科を勧めらるのは何故?

乱視かな?・・・(1)物が2重に見える

眼精疲労かな?・・・(2)目の奥が痛いし、まぶたが下がる

こういった症状があると「目」の異常と感じ、眼科を受診されると思います。
第一選択としては、目に関する異常なので、上記のような症状がでた場合はすぐに受診をしていただきたいのですが、場合によっては【脳神経外科】を受診しなければならないこともあります。

目は、脳の付属器官と考えられており、脳の一部です。目から得た情報が脳に送り届けられて初めて「見えた」と認識できるのです。
情報を取り入れる入り口にあたる「目」の異常は、脳の異常が反映されていることがあるのです。
たとえば(1)の物が2重に見える場合、この症状が『片眼で見たとき』なのか『両眼で見たとき』なのかを確認してください。
前者の場合は乱視の矯正を行うことによって改善される可能性は高いですが、後者の場合は脳に異常があるサインかもしれません。
両眼で物を見たときに2重に見える場合、脳梗塞・脳腫瘍などによって神経が圧迫されることにより起こる場合があります。さらに急激に2重に見えるようになった場合は要注意です。

 

また、(2)の眼精疲労かと思いきやのケースの場合、まぶたが下がるという症状が併発していたら危険信号です。早急に脳神経外科に行ってください!クモ膜下出血の危険があります。

 

この他にも様々な症状がありますが、眼科と脳神経外科とはきっても切れない関係があるのです。