ハードコンタクトレンズを小さくした方が調子がよい?!

ハードコンタクトレンズを使用していて、

  • ともかく充血する
  • 眼が乾く
  • レンズが曇る

という3大症状を訴える患者さんが
結構いらっしゃいます。

目(主に黒目)に対して、レンズのサイズが大きすぎてしまう時、
涙の交換がうまくいかなくて、レンズに汚れが付着したままになり
この3つの症状が連鎖のように起こります。

原因は様々あるとは思いますが、目ではなくレンズそのものに原因がある場合なら、
「ハードコンタクトレンズのサイズを小さくする」
ことによって、この症状が改善される確率は高いです。

 

しかし、コンタクトレンズのサイズ(直径)は、
そのコンタクトレンズにとって一番バランスが良いと判断されて
製造メーカーが作成しているものです。
むやみにサイズをいじると、視力の安定性やレンズのフィット状態の
違和感などにつながりますので、必ず先生に相談の上
調整してもらうようにしましょう!

また、レンズサイズを小さくすると
瞬きをした時に、コンタクトレンズが上下に動く範囲が大きくなり
逆に異物感になったり、目に傷が付きやすくなるリスクを
ともなうこともありますから、
慎重に検討していく必要があります。

せっかく、視力矯正力・酸素を通す力にも優れるハードコンタクトを使用する
のであれば、出来るだけ快適に使えるように調整してもらいましょう。
ハードコンタクトレンズ