脇のボトックスの効果。

船橋でも今日は25℃を超える夏日となりました。
当院にいらっしゃる患者さんでも、半袖で来院される方もいるほど!

こんな季節に気になりはじめるのは脇の汗とにおいです・・・

デオドラントスプレーなどで対処するも、すぐに効果がきれてしまって
気になってたまらない!!
という方におすすめなのが、
「ボトックス注射」です。

ボトックス注射はボツリヌス菌の毒素(毒素といってもたんぱく質の一種です)によって、
筋肉の収縮を麻痺させる効果があるのはご周知の通りです。
ですので、シワの改善などをイメージされると思いますが、
脇に注射すれば、脇汗を出す筋肉の作用も止めることができます。

この時期に注射しておけば、4~6ヶ月効果が持続しますので、
ひと夏は脇汗を気にせずに生活できちゃいます。
しかも、半年も経てば効果がなくなってしまうものなので、
後遺症などが残ってしまうようなリスクもありません。

また、脇に注射をしたから腕が上げられなくなったりならないか?
と質問をいただくときがありますが、
ボトックスは局所的に効果をもたらします。
刺した部分から1~2センチ程度の範囲が麻痺する程度であり、
他部位に異常がでることはありません。

もともとボトックス注射は、眼科で眼瞼けいれんなどを治療する
目的として使われていたもので、医学的にも安全性が
高く認められているものです。

 

多汗症で悩んでいらっしゃるようでしたら、お気軽にご相談ください。