緑内障とコーヒー。

「緑内障の方がコーヒーを飲むと良くない。」

コーヒーと緑内障

というお話を聞きますが、これは極めて大量に摂取したらという事に限定されます。主にコーヒーに含まれる「カフェイン」が眼圧を上げてしまうからというのが理由です。コーヒーに限らず、カフェイン入りに気をつける必要はあります。

では、実際に眼圧を上昇させるほどの量はどのくらいなのでしょうか。

とある大規模な実験で、カフェインを200mg以上摂取した方と未満の方で大きく眼圧の上昇に差が出たという結果が出ています。これを基準値として考えると、

一般的なカフェインの含有率(カップ1杯150ml)は、
★コーヒー(レギュラー) 150mg
★コーヒー(インスタント) 70mg

★緑茶(玉露) 180mg
★紅茶 70mg
★緑茶(煎茶)30mg
★ウーロン茶 30mg

手軽に買えるコンビニの缶コーヒーくらいのものであれば、2~3本までの摂取に留めれば問題はなさそうです。全く摂取がダメ!という訳ではないと考えられます。

緑内障と診断されたら…

緑内障とは、モノを見るのに大切な目の視神経という部分に異常が起こり、目から入ってきた情報を脳にうまく伝えることができなくなり、視野や視力に障害が出る病気です。
緑内障の多くは、何らかの原因で眼圧が高くなって視神経が圧迫されてしまうことが主な原因だとされています。
日本では失明原因の第1位でもあり、40歳以上では20人に1人の割合で緑内障の患者さんがいると言われています。

緑内障と診断され治療を開始したら気をつけること、それは処方された薬を正しく使用し続け、必ず定期的に検査を受けることです。緑内障の治療は現段階では治すものではありません。進行を食い止めるものです。そのため、目に見えて症状が改善したりといった結果が見えず、自己判断で治療を中止してしまったり、忘れてしまったりする方が多いようです。
せっかく初期段階で治療を開始しても、放置してしまえばその間にも確実に緑内障は進行してしまいます。

緑内障は早期発見がとても大切な病気です。失明原因の第1位ではありますが、早期発見によって適切な治療をおこなうことでその危険性を減らすことができます。初期段階では自覚症状のほとんどない病気のため、特に40歳を過ぎたら眼科での定期的な検査をうけるようにしましょう。

疲れ目

眼精疲労
「目が疲れる」と来院される方、たくさんいらっしゃいます。
目が疲れる原因は、パソコンやスマートフォン、テレビや読書など、目を酷使することにあります。
自覚症状としては目のかすみ、充血、ショボショボする、目の奥の痛みなどがあります。
「疲れ目」と「眼精疲労」は同じものと思われがちですが、違う意味を持っています。疲れ目は一晩しっかりと休めば治るものをさしますが、眼精疲労は一晩休んでも症状がひかず、治ったと思ってもまたすぐに症状が出てしまう状態のことを言います。
目を疲れさせないためには…
*パソコンやスマートフォンなどを長時間見続けない
仕事で使用している方はなかなか難しいとは思いますが、できれば一時間おきに5分〜10分程度目を休ませることが大切です。目が疲れてきたと感じたらできるだけ遠くを見るようにしましょう。
*しっかりと度の合ったコンタクト、メガネを使用する
適切な視力矯正が行われていないと、目は自分でピント調節をして頑張って見ようとするため、筋肉が緊張して疲れ目の原因になります。定期的に検査を受けて、しっかりと自分に合ったコンタクト、メガネを使用するようにしてください。

目の疲れがたまってリセットできず、眼精疲労になってしまう前に、できるだけ目を疲れさせないように気をつけましょう。

料理中に目に油が入ったら?すぐできる応急処置と注意点

料理中などに油が目に入ると、突然の激しい痛みで驚いてしまいます。放置すると視力低下など後遺症が残る可能性もあるため、正しい応急処置が大切です。

天ぷら火傷熱傷処置

1. まずは目を冷やしましょう

水道水で直接流すのではなく、保冷剤や氷をタオルで包んでまぶたの上から数分冷やします。直接当てすぎると凍傷の危険があるため注意してください。

2. 目が開けられる場合は状態をチェック

  • 黒目(角膜)に白っぽい濁りがないか
  • 充血の程度はどうか
  • まぶたに火傷がないか(油が当たるとまぶたも損傷することがあります)

3. 見え方の左右差を確認

片目ずつ手で隠して、左右で見え方に差があるか確認しましょう。もし片目だけぼやける、視界がかすむなどの変化がある場合は注意が必要です。

4. できるだけ早く眼科を受診

目を開けられないほど痛い場合、黒目に火傷をしている可能性が高いです。眼科では目に麻酔をして詳しく診察します。痛みが軽くなってもそのまま放置せず必ず受診しましょう。後遺症を防ぐためには早期対応が重要です。

まとめ

  • まずは冷やす
  • 見え方・黒目の濁りを確認
  • 痛みが強い、視力に差がある場合はすぐ眼科へ

目のトラブルは自己判断せず、必ず専門医の診察を受けてください。
診療時間・アクセスはこちら

夏のスキンケア

まだ7月に入ったばかりですが、真夏かと思うほどの暑さが続きました。昨日今日は少し過ごしやすい気温でしたが、3日の日曜日には三重県尾鷲市で、統計がある1938年以降最も高い38.6℃を記録したそうです。関東でも35℃以上の猛暑日となったところも多く、暑さ対策がいよいよ重要となってきました。

夏は暑くて汗でベトつくため、手早く済ませたいこともありスキンケアを怠りがちです。一見潤っているかのように見える肌も内部では乾燥しているインナードライ肌になってしまっているかもしれません。
紫外線、エアコン、さっぱりしたいからと洗顔のしすぎやあぶら取り紙などでの油分の取りすぎなど、夏は乾燥しやすい要因がたくさんあります。

洗顔後のスキンケアの際、ベタつくからといって化粧水だけで済ませてしまうのはNGです。内部が乾燥しやすい夏こそ保湿が大切なのです。かといって与えすぎはニキビなどの原因にもなるので、オイル分の少ないケア用品を選びましょう。化粧水はしっとりタイプからさっぱりタイプに変えるのも有効です。
化粧水の後の乳液やクリームは必ず使用しましょう。付けすぎてベタつかないようにするために、量は小指の爪くらいの量を手の平にまんべんなく薄く広げ、そして顔全体に包み込むようにしながら数秒間抑えて浸透させます。手の温度で少量をしっかり浸透させることがポイントです。

どの季節もスキンケアは大切ですが、怠りやすい夏こそ意識してケアをするようにしましょう。

雨の日でも紫外線は降りそそぎます。

日焼け止めを塗らないと!誰もが思うのは、晴れて太陽もカンカン照りな日です。では、曇りや雨の日の日中は日焼け止めは不要でしょうか?

答えは”No”です。しっかりと紫外線対策が必要です。雨降りと紫外線

紫外線量は雨の日でも快晴の日の20%程度、曇りの日で50%程度は紫外線が降り注ぎます。また、部屋の中にいても紫外線は降り注ぎます。人間の目には見えない光ですから、雲に太陽の光が遮られていても夜のような真っ暗にはなりませんよね。同時に紫外線も降り注いでいるのです。

雨、曇りの日でも紫外線への対策を怠ってしまうと吹き出物などをはじめとしたトラブルが起こります。中でもUV-Aは窓ガラスも通り抜けて部屋の中まで進入します。これが老化の原因となります。目では白内障や黄斑部へのダメージ、肌へはシワやたるみを進行させるものです。特に気をつけたいものです。UV-Bは、メラニンを増加させ、シミやそばかすをつくったり、肌に炎症を起こさせます。

ヘリオケアそうすると、365日。日焼け止めを塗り続けるのは大変ですが、サプリならどうでしょうか。当院では「ヘリオケア」という飲む日焼け止めを取り扱っています。食事の後に一緒に1粒飲むだけなので、大変手軽にできる紫外線対策です。(1瓶30粒入 ¥6,000+税)

受付までご希望の方はお申し出ください。

視力検査中は、適度なまばたきは必要です。

学校健診で、視力低下を指摘された男の子。数ヶ月前に作った眼鏡を掛けて、結果は左右それぞれCとDの判定。両眼で見て0.5程度。作成時は両眼で1.0が見えるようにしたはずなのに・・、と受診をされました。

ランドルト環急すぎる視力低下を心配をされた親御さんが連れていらっしゃったようなのですが、どうやらその子は視力検査そのものを必死にやりすぎてしまっているのです。ほとんど瞬きもせずに目をカッと見開いて、C(ランドルト環)の向きをただ、ただ、必死に見ているのです。

視力検査を受ける心構えというか、真面目にやろうとするそのお気持ちは十分に伝わるのですが、是非

「まばたきをして下さいねっ!」

人間の目は平均で1分間に15回~20回程度のまばたきをします。ですが、この男の子の場合、必死にランドルト環を凝視しすぎてしまっていて、横から様子を伺ってもまばたきの回数が極端に少ないのです・・。ジッとまばたきもせずに見続けると、どんどん視界はぼやけます。

実は、まばたきをしないと目の表面が乾いてヒリヒリすると同時に、涙が表面に適量ないと物が見えにくく、視力にも影響を及ぼしてしまうのです。ドライアイで視力が出にくくなるのも本当なのです。

視力が落ちてたらどうしよう・・というプレッシャーがあったのか、まばたきもせずに必死にランドルト環を見ていましたが、その男の子にちゃんとまばたきをして見てもらったら視力はしっかりと出て大きな問題はなく経過観察となりました。

視力検査を受けるときは適度に、いえ自然にまばたきをしてリラックスして受けていただければと思います。

たるみ改善サーマクールCPTのメリットとデメリット。

美容業界で、切らずにたるみ改善を実現したサーマクールCPT。高周波という熱を皮膚組織に与えることにより症状を改善していきます。施術内容についてご質問の多い、メリットとデメリットについてご説明します。

美肌両手で頬を包む女性画像【サーマクールCPTのメリット】
*切らずにリフトアップできる
*皮膚の内部組織に働きかけるので、お顔全体に効果をもたらします。
*毛穴の引き締め効果、小顔効果も期待できます。
*効果が2週間程度以降から現れ始めるので、美容整形したということが周囲に気づかれにくいのです。
*個人差はありますが、ダウンタイムがほどんどありません。

【サーマクールCPTのデメリット】
*即効性に欠けます。今日施術して、明日リフトアップしている訳ではありません。
*糸などをいれたりする物理的な施術と比較すると、効果の満足度はやや劣ります。
*熱を与えますので、施術後に赤みが出たりする方もいます。

その他、持病があったりされる場合は施術ができない場合もあります。ご自身の要望に適した施術かどうかもよく検討されることをお勧めします。また、事前のカウンセリングは院長が責任をもって行っています。カウンセリングのみは無料ですので、お気軽にご相談ください。

度は、弱すぎても強すぎてもダメ。

とある宅配業社さんの段ボールに、「お届けは早すぎても遅すぎてもダメ」と書かれているのを見ました。

眼科的にも似たようなことがあって、メガネやコンタクトレンズの度数の話を患者さんとすると「度を上げたくない」とか、「もっと見えるように強くしたい」という要望を伺うことがあります。

目の疲れしかし、どちらもやり過ぎはダメなのです。

度が弱くなりすぎてピンボケしすぎた視界というのは、目にも脳にもよくないのです。人間は見えない状態だと何があるのかを認識(見よう)とするので、反って眼精疲労の原因にもなりますし不便です。また、年配の方の場合は脳に視覚的情報が伝わらず認知症にもなりやすいといわれています。反対に強すぎても、ピント調節力を多量に必要として疲れますし、気分が悪くなってしまうこともあります。

度は弱すぎても、強すぎてもダメ。偏りすぎずに程々にしておくのが無難な選択なのです。

はやり目には潜伏期間があります。

感染症の増える季節になりました。眼科における感染症では「はやり目」が広く知られていると思いますが、症状が出るまでに1週間程度の潜伏期間があります。

はやり目はやり目の原因はアデノウィルスという”ウィルス”が原因となっています。ウィルス性の場合、感染力が非常に強くまた、症状も重症です。しかし、このウィルスに感染してもすぐに炎症が起こるわけではありません。実際に目の調子が悪くて・・と、はやり目の検査をしても、結果が「陰性」とでる場合もあります。そして、数日後に発症すして、はやり目の確定診断が出ることも少なくありません。

そのため、はやり目とその時点では確定されなくても家族や周囲の方への感染防止を考えて食器、タオル、洗濯物などは別にして、お風呂も家族の最後に利用するようにします。また、手で触れた部分に関してはこまめにアルコール消毒を行うことも大切です。