コンタクトレンズを初日から長時間着けるのは、やめましょう!

初めてコンタクトレンズをしたとき、
一昔前までは、「ハードコンタクトレンズ」が主流でしたので、
ほとんどの方が、ぽろぽろ涙をこぼしつつレンズに慣れるの
待ったものです。

レンズ装着開始初日は、がんばっても数時間が限度!!
なので、自然に外してしまうということが当たり前でした。

 

しかし、近年は装着感の良いハードレンズやソフトコンタクトが
続々と登場し、コンタクトレンズデビューをした初日でも
違和感を感じない!という方も多いようです。
しかも、「見やすい!!」という視覚の満足感が大きく
使用者には良いことづくしです。

ただ、今までは目に 「コンタクトレンズ=異物」 が入ることが
なかった状態のところに
急に異物が入ってきたら、 目にとっては大きな負担となります。

装着の指導を眼科医から受けた際、
「1週間くらいかけて、使用時間を徐々に延ばしていくように」
と、お話されたことと思いますが、
これはソフトコンタクトレンズに限ったことではありません。

ハードコンタクトレンズの使用でも同じです。

一般的には、下の表のようになります。
コンタクトレンズ装用時間

 

 

 

 

1日目は6時から8時間が目安です。
2日目は8時間から10時間程度・・・と
前日の装着時間+2時間で調整します。
だいたい1週間後くらいに、 朝起きて、夜まで着けていられるように
目にコンタクトレンズを慣らしていきます。

 

また、コンタクトレンズを一時的に中止した場合、
中止期間が1週間未満なら、中止前と同様の時間、使用しても
問題ありませんが、それ以上になる場合は
再度、眼科医の診察と検査を受けてから使用再開をするようにしてください。